【怪談祭り2022】みなさんからの投稿~団地に住んでいた時の話~「今思えば事故物件だったのかな」~(8月11日)[No.064]
団地に住んでいた時の話
投稿者:凛さん
投稿日:8月8日(月)
これは30年以上も前に地方の団地に住んでいた時の話です。住んでいた時に2度不思議な体験をしました。
1つ目は自宅から会社まで自転車で3、40分かけて通勤していたある日の夜、片側2車線の広い道路の歩道側を走行していました(そこはメインの道路ではなかったので、午後9時近くで車も通っていませんでした)。
車道の信号が青から黄色になったので止まろうとしたその時、腰の部分に明らかに後ろから人が軽く押す感覚がありました。
その瞬間「んっ!?えっ!?」とびっくりしてすぐ止まって後ろを見ると、誰もおらず、自転車の速度も少し速めだったのと押された力が強くなく、そっと押す感覚でした。これは最初で最後の体験でした。
2つ目は自宅に居た時の話です。
その日は日中で、家には自分と祖母がいました。
キッチンから斜め右側にトイレや洗面台があり、トイレは窓がなくて電気つけないと暗い状態です。
私が食事を作ってると突然トイレの電気がついたので、祖母が入るのかな?とのんきに考えて居間を見ると祖母が座ってテレビ見てたのです。
「えっ?」と思い、またトイレを見ると静かにドアが音もなく閉まったのです。
見た瞬間パニックになり、トイレに行くと誰もいなくて、ドアも簡単に開くタイプではないし、祖母はスタスタ歩く人ではなかったし、居間に座ってます。
トイレの電気はその都度つけてるので消し忘れも考えにくいです。
あまりにも驚きと恐怖で祖母には言えないまま時間だけ過ぎました。
ちなみにその家はもう住んでませんが、今思えば事故物件だったのかなと思います。
[この怪談は…ここまで……です…]