【怪談祭り2022】プレイバック編~雨合羽を着た男の子~「娘はワタシと違うものを見ていました」~(7月28日更新)[No.033]
2022/07/28
雨合羽を着た男の子
投稿者:きよしさん
投稿日:2019年8月4日(日)
数年前の春の日曜日でした。現在、奈良に住んでいるのですが、家族で大阪へ行った帰り道でした。
家から約30分くらいの場所なんですが、大きな道から信号を曲がり、少し狭い道に入りました。
そして少し走って左折して橋を渡るところへ差し掛かりました。
すると、スポーツタイプの自転車に乗った高校生くらいの男の子が向こうから来て橋の方へ入っていきます。
カッパを着ています。こちらからもはっきり見えていました。
そして左折して橋を渡ると・・・あれ?男の子がいません。いや、今確かにいたのに。
そして道には右にも左にも入る道などないところです。
消えた???助手席には上の娘(この時中学生でした)が乗っていました。
上の娘に自転車に乗っていた男の子の感じやカッパの色などを確かめると同じ人を見ていました。
しかし娘はワタシと違うものを見ていました。
「あの人、足から下がなかったよ」
受け取ったメッセージ(7月28日) NEW!
投稿者:えーちさん
投稿日:7月20日(水)
いつもありがとうございます。今回は怪談話のプレイバック編で再掲載されていた【雨合羽を着た男の子】と言うお話についてお伝えさせて頂きたい事があり投稿しました。
投稿文の最後にある娘さんの言葉…「あの人、足から下がなかったよ」の部分にだけ反応が有りました。
文面によると、男の子は事故に遭い足に致命傷を負い命を落とされたと想像できますが、やはりそれが無念として残りいまだ成仏出来ていない様で…。
その男の子から伝わってくる感情としては、やはり《分かって欲しい。知って欲しい》の思いが強い様で。
投稿されたのは3年前ですが、投稿者の方が体験されたのはその数年前との事なので、事故に遭ってしまったのは更にその前という事に。最低でも10年程はその場に…
そう思うとやり切れない思いでいっぱいになります。男の子の無念さを多くの人達に知ってもらう為には公にしなければいけないと思いましたので投稿させて頂きました。
早く導きの明るい光が射している事に自らが気付くには、本人が引きずったままの無念さを出来るだけ早く手放せる事が1番の近道だと。
『どうか安らかに…』その思いでいっぱいです。
それと、過去に掲載された数多くのお話の中からこの男の子の話をレオさんが選ばれた経緯は分かりません。
タイトルに使用されていたのはイメージ画像なので実際の雨合羽の色とは違うのかもしれませんが、イメージ画像の雨合羽が黄色だった事もあり、もしかしたら?と思いました。
少し前の投稿で黄色いレインコートのおばさんのお話をさせて頂きましたが、今朝そのおばさんから再度受け取ったメッセージによると、その男の子の話が再掲載されたのはそのおばさんの計らいによる物だそうです。
なのでやはり投稿させて頂かなくてはと思いました。読んで下さってありがとうございました。
[この怪談は…ここまで……です…]