【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~「新たな異常が出ました」「Minor stormとActiveがそれぞれ1本ずつ立ちました」~(6月21日更新)[No.0546]
2022/06/21
各データについて
地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
「新たな異常が出ました」(6月17日)
投稿者:あおぞらさん
投稿日:6月16日(木)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。K indexに新たな異常が出ました。
Minor stormとActiveがそれぞれ1本ずつ立ちました。
これが収束すればまたお知らせします。
いつもご報告ありがとうございます。
前回は、Minor stormが2本、Activeが3本現れていましたが、異常が収束してから沖縄地方でM5.9の非常に強い地震が発生しました。
そして今回は、Minor stormとActiveが1本ずつということで、前回よりは小さい規模の地震で済みそうですが、M5以上となることは間違いないかと思われます。
あおぞらさん、収束したらご投稿宜しくお願いします。
最新のK index&能登半島のリサーチの続報(6月21日) NEW!
投稿者:あおぞらさん
投稿日:6月20日(月)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。石川、富山、福井、新潟の読者の皆様、地震大丈夫でしょうか?
連続する地震活動に不安をお持ちかと存じますが、群発地震には活動が落ち着く日が必ず来ますので、その時まで最大限にお気をつけてお過ごしください。
今回は私が以前(昨年10月19日、26日)に触れていた能登半島のリサーチの続報とK indexについてお知らせします。
昨年10月の投稿は、残念ながら私の懸念が的中してしまった形となりました。
能登半島ほどではないですが、同じような現象は京都府南部(亀岡付近)でも起きているので、改めて京都府と大阪府、兵庫県では念のため同じ事例があるかもしれないということにご注意頂ければと思います。(同様の現象は昨年暮れにもトカラ列島で発生し、その中にはM6.1震度5強を観測する地震もあった。)
また、K indexについてですが、現在のところ収束していません。
したがって、今回の能登半島の群発地震がKindexと関連していた可能性は低いです。
しかし、気象庁から当面地震活動が続くと発表されています。さらに、K indexも収束が近いような動きをしているので、再度の大きな地震の可能性があります。
収束と認められるデータを得次第、再度お知らせします。
最後に、私が偶然強震モニターを見たときに今回のM5.0の地震が起きたので、その時のスクショをお届けします。
地震の波って本当にまるで同心円かのように広がっていくんですね…
昨年(2021年)10月のご投稿で、能登半島における地震活動について詳しく分析をなさり、「石川県能登半島で、大規模な地震が発生しかねない状況にあるのではないかと思います」と予測なさっていました。
あれからも能登半島では地震が立て続けに発生し、19日には非常に強い地震が発生しました。
この地震の震源は石川県能登地方で規模はM5.2 震度6弱 震源の深さは10kmでした。
また、20日にはM5.0 震度5弱の地震も発生しています。
しかし、2007年にはM6.9の大地震「能登半島地震」が発生していることを考えると、M5前半というのは能登半島地震に比べて地震の規模がかなり小さいので、本震はこれから発生する可能性が高いのではないかと思っています。
そして、能登半島と似たような地震活動が京都で起こっているということで、確かに、京都周辺エリアも危険度が高まっている可能性があります。
それから、K index(地磁気のじょう乱指数)についでですが、最新の画像がこちらです。
あおぞらさんがおっしゃっているように、まだ収束したとは言えない感じです。
ですので、15日に出現していた異常に対応する地震は能登半島での地震ではなく、どこか別の場所で発生するM5以上の地震ということになります。
引き続き、地磁気の変動を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]