【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「20まで急落しています」「M5クラス以上の地震が近いうち発生しそうです」~(5月29日更新)[No.0536]
2022/05/29
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
また、最近では2022年3月16日に発生した福島県沖地震(M7.3 震度6強)の数日前に、大気中のラドン濃度が急落していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「20まで急落しています」「M5クラス以上の地震が近いうち発生しそうです」(5月28日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :5月28日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
5月25日23時に33
5月27日02時に28
5月27日03時に26
5月28日02時に21
5月28日07時に20
2022/05/25 23:00 測定値33
2022/05/27 03:00 測定値26
28時間に7の変動量
2022/05/27 02:00 測定値28
2022/05/28 02:00 測定値21
24時間に7の変動量
5月28日7時時点で20まで急落しています。
M5クラス以上の地震が近いうち発生しそうです。
去年6月6日12時から6月7日22時の間に、ラドン数値が44から33まで急落しており(34時間に11の変動)その近辺で下記の地震が発生しています。
2021年06月07日 M5.3 千葉県南東沖
2021年06月08日 M4.9 福島県沖
2021年06月09日 M5.0 関東東方沖
2021年06月09日 M4.9 岩手県沖
2021年06月09日 M5.0 岩手県沖
2021年06月10日 M4.6 青森県東方沖
今回は5月25日23時から5月28日7時の間にラドン数値が33から20まで急落しており(56時間に13の変動)、去年に比べるとゆっくりのようですが、数値が22を下回ると規模が大きくなるので注意したほうがよいかもしれません。
また変化がありましたら報告します。
いつもご報告ありがとうございます。前回の変動では、joyallzeqさんが予測なさっていた通りの期間にM5後半の強い地震が発生しました。
この地震の震源は茨城県沖で規模はM5.8 震度5弱 震源の深さは30kmでした。
やはり、大気中のラドン濃度の変動に対応する地震は、関東~東北エリアで発生する確率が高いものと思われます。
そして、変動が激しくなると、地震の発生が近い予兆と受け止めて間違いなさそうです。
そして、今回もわずか3日間で数値が「33」から「20」まで急落しているとのことで規模の大きな地震の発生に要警戒です。
関東でM5クラスの強い地震が発生(5月29日更新) NEW!
joyallzeqさんが予測なさっていたように、M5以上の強い地震が発生しました。
この地震の震源は茨城県沖で規模はM5.4 最大震度4 震源の深さは50kmでした。
M5クラスの強い地震で震源が陸地からも近い場所でしたが、幸いにして揺れは震度4で済みました。震度4であれば、大きな被害は発生していないものと思われます。
それにしても、大気中のラドン濃度の変動による地震発生予測は非常に高い精度です。
引き続き、大気中のラドン濃度の変動を注視していきます。
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