【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~数値が急上昇~「発震が近いです」「被災地震とならないことを祈ります」~(2月20日)[No.0434]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
数値が急上昇(2月20日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :2月19日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2022/02/09 9:00 測定値29
2022/02/12 3:00 測定値22
2月9日9時より66時間に7の変動量
2022/02/09 16:00測定値28
2022/02/12 11:00測定値21
2月9日16時より67時間に7の変動量
2022/02/16 2:00 測定値22
2022/02/17 12:00 測定値29
2月16日2時より34時間に7の変動量
2022年02月18日11時55分 宮城県沖 M5.2 最大震度4
2022/02/17 18:00 測定値25
2022/02/19 06:00 測定値32
2月17日18時より36時間に7の変動量
数値が上昇し始めたのかもしれません。
だとしたら発震が近いです。
下弦の月 2月24日7時32分
(追記)
2022/02/18 06:00 測定値26
2022/02/19 07:00 測定値33
2月18日06時より25時間に7の変動量
数値上昇確定ですかね。被災地震とならないことを祈ります。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご投稿(16日)で「今のところすぐにはM7クラスの地震は発生しないと思われます」「M5.5前後の地震はあるかもしれません」とおっしゃっていましたが、18日に東北地方で予測なさっていた通りの規模の地震が発生しました。
この地震の震源は宮城県沖で規模はM5.2 震度4 震源の深さは50kmでした。
そして今回のご投稿ですが、送っていただいたグラフを拡大してみました。
しばらくの間、横ばい状態であまり変動が起きていなかったのですが、この数日でラドン数値が急上昇していることが分かります。
それに伴って、変動スピードも速くなっています。7変動するのに要していた時間が66時間だったのが、25時間となっています。
変動スピードと地震発生までの期間はおそらくかなり関連性があるので、joyallzeqさんがおっしゃっているように、地震の発生が近いというサインだと思います。
これまでの地震発生事例を見ると、M6クラスになる可能性が高そうです。
現在、TECのグラフにおいて異常が連日のように出現していますが、東日本大震災(M9.0)が起こる前とかなり似ている状況になっていますので、防災意識を高めておくことはもちろんのこと、お住まいの地域が被災してしまった場合のシミュレーションをして、今のうちに何を備えておくべきか、どう行動すべきかを考えておいた方が良いと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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