【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「正月中にM7前後の地震があるかもしれませんので注意してください」~(12月27日)[No.0403]
大気中のラドン濃度と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「正月中にM7前後の地震があるかもしれませんので注意してください」(12月27日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :12月26日(日)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2021/12/12 01:00 測定値 25
2021/12/14 00:00 測定値 18
47時間に7の変動量。
2021/12/14 00:00 測定値 18
2021/12/15 00:00 測定値 25
24時間に7の変動量。
2021/12/16 03:00 測定値 22
2021/12/17 00:00 測定値 29
21時間に7の変動量。
2021/12/17 03:00 測定値 30
2021/12/21 07:00 測定値 36
2021/12/22 23:00 測定値 38
2021/12/24 04:00 測定値 33
2021/12/25 08:00 測定値 40
28時間に7の変動量。
12月26日18時時点でラドン数値は38
2021年12月26日 17時26分 宮古島近海 M6.0 最大震度4
下弦の月 12月27日11時23分
新月 1月3日3時33分
電波時計の状況を見ると、そろそろ揺れるころと思っていたのですが、宮古島近海でM6の地震があったようです。
2016年12月28日前と比較すると、新月の2日前となる1月1日までにラドン数値が30まで下がるようだと、正月中にM7前後の地震があるかもしれませんので注意してください。
2016年12月28日に茨城県北部で発生したM6.3 最大震度6弱の地震前に若干似ている。
2016/12/06 06:00 測定値 22
2016/12/19 11:00 測定値 33
2016年12月20日 01時41分 福島県沖 M5.5 最大震度3
2016/12/20 19:00 測定値 33
下弦の月 2016年12月21日10時56分
2016/12/22 08:00 測定値 40
2016/12/27 20:00 測定値 30
2016/12/28 16:00 測定値 26
2016年12月28日 21時38分 茨城県北部 M6.3 最大震度6弱
新月 2016年12月29日21時18分
前回のご投稿(18日)で、大気中のラドン数値が急速に上昇(3日間で29まで上昇)をしているということで、これまでの地震発生事例から、1ヶ月以内にM6以上の地震が複数回発生するという可能性が高まっていたのですが、昨日(26日)、M6.0の強い地震が発生しました。
この地震の震源は宮古島近海で規模はM6.0 震源の深さは40kmでした。
8月にラドン数値が急速に上昇した時には、M6以上の地震が複数回起きているので、今回も同様に複数回の強い地震が起こる可能性が高いのではないかと思われます。
そして今回のご投稿ですが、5年前の状況と似ているということで、現在の数値「38」が1月1日までに「30」まで急落したら、年明けにM7前後の大きな地震が起こる可能性があるということで、今後の変動が非常に気になるところです。
joyallzeqさんは、少なくとも5年前には大気中のラドン濃度の観測と地震発生の関連性を調査なさっていたということで、長期に渡ってコツコツとデータを記録してきたからこそ精度の高い地震発生予測が出来るのだと思います。
joyallzeqさん、来年も数値の記録とご報告宜しくお願いいたしますっ!
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