【命の旅立ち】不思議な夢～自分の行くべき処へ～(9月9日)
不思議な夢
投稿者：mahaloさん
投稿日：8月28日(土)
あれは夫が自死して1年半経った頃に見た不思議な夢です。
それまで夫の夢は何回となく見てきましたが、あの時の夢は夫からの最期のメッセージだったように感じています。
夫は不倫の果に家族を捨てて自死しました。私はショックのあまり体調を崩し心療内科に通っていました。
その晩の夢は、真っ暗な何も無い空間に夫が横たわり膝を抱えて泣いているのです。
私が「どうしたの？」と尋ねると、夫は『オレは…死んだのか？』と聞き、「そうだよ、貴方は自死してしまったの」と答えると、夫は死んだことに気付いてしまったからもう此処には居られないと言い、そう言った途端に夫の背後に闇の渦のようなものが現れ、夫は底なし沼に落ちていくかのように飲み込まれだしました。
私は慌てて手を差し伸べながら「私は何をすればいいの？」と言うと、夫は悟ったような表情で、「自分の事はもう忘れて欲しい。仏壇は処分して」と告げて闇に飲み込まれていきました。
そこでハッと目覚め、私は夫はあの世とこの世を彷徨っていたけど、やっと死んだことに気付いて自分の行くべき処へ行けたのだと感じました。
その後、三回忌法要が済んだ後に私は死後離婚をして、仏壇は閉眼供養お焚き上げ供養に出しました。
すると不思議と家の中の空気が変わり、夫の気配が消えたように感じました。
人には様々な事情や悩みがあり、それは傍からは伺い知れない部分も多いので、自死という決断に至ってしまったこと自体を責めたり非難をすることはしてはいけないことだと思いますが、やはり限りある命を授かってこの世に生まれてきた以上は、最期を迎えるその時まで、命を全うすることが大切だと思います。
「自死をすると成仏できない」とよく言われていますが、おそらくは時間がかかるものの、いずれは誰でも成仏出来るような仕組みなのかも知れません。
そして、再びこの世に生まれて来て、前世でやり残した事に取り組むのではないかなと思います。
死の受け止め方や死後の世界は宗教観によっても違いますし、何が正解なのかはその時が来てからしか知る由はないのですが、今生きていることに感謝をして、一日一日を大切していくことがボクたちが為すべきことだと思っています。
とはいえ、毎日毎日を完璧にベストにすることは不可能に近いので、とりあえず出来ることを一つ一つやっていくことを目標にこれからの人生を歩んでいこうと思っていますっ！
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