【地震予知・前兆現象】東京のラドン数値に気がかりな変動が続く～「そろそろ揺れるのではと思われます」「東北以北強い地震に注意願います」～(8月20日)[No.0355]

大気中のラドン濃度と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「そろそろ揺れるのではと思われます」「東北以北強い地震に注意願います」(8月20日)

ここ最近のラドン濃度の変動による地震発生予測をまとめると、最高値の「58」に対応する地震が発生すると思われるのが、ピークをつけてから19日後～28日後の発震ということなので、８月２５日(水)～９月２日(木)となっています。

そして、地震の規模の予測はM7～M8となっており、震源の場所によっては震災レベルの被害が出てしまってもおかしくはない規模となる可能性が高そうです。海域だったら津波が発生する可能性も考えておく必要がある規模です。

それから、今回の最低値「18」の方ですが、変動スピードも含めての予測では、今年2月、3月、5月に東北エリアでM7クラスの大地震が起きる前に数値が20台以下になっていた状況とほぼ同じなので、震源はおそらく今回も東北エリアで、規模はM7クラスということになりそうです。

ですので、これから2週間(9月2日くらいまで)のうちにM7クラス以上の大規模な地震が2回発生するということになるのかも知れません。

この1週間の地震発生歴を見ると、茨城県沖～宮城県沖で地震が増えているようなので、ラドン濃度の変動のこともありますし、東北エリアにお住まいの方はもちろんのこと、関東にお住まいの方もしっかりと防災意識を高めて、大地震の発生に備えておいていただきたいと思います。

引き続き、ラドン数値を注視していきます。

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