【地震予知】「TECのグラフ」「電離圏嵐」による地震発生予測~「活発になって来ました」~(2月23日)[No.0310]
TEC値の法則(改訂版)
TEC(Total Electron Content=※電離層の全電子数)のグラフにおいて「日本列島全体が赤く表示される(もしくは黒く表示され赤い点が出現する)と、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生する」という法則。
2017年にTEC値の法則を発見してから現在までのところ、地震予知の的中率は100%となっています。
※電離層とは…上空80km~500kmあたりに存在する大気の層のこと。
2018年の実績
※左側に記載されている日付がTEC値のグラフに異変が発生した日となっています。
・4月9日 → 4月13日にM5.0(北海道西方沖)の地震が発生(4日後)
・4月21日 → 4月21日にM5.1(千葉県沖)の地震が発生(約半日後)
・6月8日 → 6月12日にM5.5(大隅半島沖)とM4.9(千葉県沖)の地震が発生(4日後)
・7月1日 → 7月2日にM5.0&M4.8(青森県沖)の地震が発生(1日後)
・8月4日 → 8月8日にM5.3(三陸沖)の地震が発生(4日後)
・9月13日 → 9月14日にM4.9(茨城県)の地震が発生(1日後)
・9月22日 → 9月22日にM5.5(沖縄近海)の地震が発生(約半日後)
・10月6日 → 10月7日にM5.1(愛知県)の地震が発生(1日後)
・10月18日 → 10月21日にM4.8(宮城県沖)、22日にM4.9(福島県沖)の地震が発生(3日後と4日後)
・12月9日 → 12月10日にM5.3(三重県南東沖)の地震が発生(1日後)
・12月17日 → 12月18日にM4.8(父島近海)、M4.5(種子島)の地震が発生(1日後)
2019年の実績
・2月17日 → 2月18日にM4.9(茨城県沖)、M4.8(宮古島近海)(1日後)
・2月19日 → 2月21日にM5.7(北海道 胆振地方)(2日後)
・3月4日 → 3月7日にM4.6(宮城県沖)、M4.7(小笠原諸島沖)(3日後)、3月11日にM5.9(福島県沖)(7日後)
・4月14日 → 4月15日にM5.2(北海道 釧路沖)(1日後)
2020年の実績
・5月15日 → 5月18日にM5.2(宮城県沖)(3日後)、5月19日にM5.3×2回(福島県沖、岐阜県)(4日後)
・6月12日 → 6月14日にM6.3(奄美大島沖)(2日後)
・6月29日 → 7月7日にM5.5(鳥島近海)(8日後)
・7月9日~12日 → 7月14日にM4.9(北海道東方沖)(5日後)
・8月24日~25日 → 9月3日にM5.5(父島近海)(9日後)、9月4日にM5.0 震度5弱(福井県)(10日後)
地震が発生する前兆として「電離層」に異常が出現する
「電離層(でんりそう)」とは、上空80km~500kmあたりに存在する大気の層のことですが、地震が起こる前に、電離層に存在する電子数に異常が現れることがあります。
「TEC値の法則」も電離層の異常を利用したものです。
東日本大震災や熊本地震などの巨大地震が起こる前にも、電離層に異常が現れていたことが確認されています。
「活発になって来ました」(2月23日)
投稿者 :とろさん
日 時 :2021年2月20日
場 所 :全国
コメント:TECが気になって来ました。
電離圏嵐も活発になって来ました。
TECのグラフも電離圏嵐のグラフも電離層の電子数をグラフ化したものなので、ほぼ同時にグラフに異常が現れます。
TECのグラフですが、日本全国が赤くなっているわけではないので「TEC値の法則」が発動したとは言えませんが、九州~四国西部が真っ赤になっていることが確認できます。
そして、本日(23日)夕方頃に、九州と四国が揺れた地震が発生しています。
この地震の震源は伊予灘で規模はM4.1 震源の深さは50kmでした。
もしかしたら、この地震の前兆として20日のグラフに異常が現れていたのかも知れませんが、これから発生する地震の前兆である可能性も考えられます。
また、気になる情報としては、本日午前に紀伊水道を震源とするM3.4の地震が発生しており、中央構造線沿いでの地震活動が活発な状態です。
このページに掲載しているように、今月15日に中央構造線沿いに位置している和歌山県北部で立て続けに地震が発生していたのですが、その後も地震が続いています。
やはり、13日に大地震が発生した東北沖や地震活動が活発な北海道周辺海域だけでなく、中央構造線沿いも要警戒エリアであることに間違いないと思います。
引き続き、各データ&地震活動を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]