【地震の前兆現象】みなさんからの投稿～再び兵庫に地震雲が出現～わずか5日間のうちに近畿地方で地震雲が3回出現～(1月10日)[No.0083]

地震雲が発生する仕組み

[画像：imartより]

地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名：水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。

この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。

また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。

地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100％の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。

地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。

・ 【保存版】地震雲の見分け方～名前と種類と特徴～

再び兵庫に地震雲が出現～わずか5日間のうちに近畿地方で地震雲が3回出現～(1月10日)

今月4日、そして6日にも大阪・兵庫に地震雲が出現していました。

・【地震の前兆現象】みなさんからの投稿～再び大阪上空に地震雲が出現～阪神淡路大震災前に現われたものと同タイプの地震雲～(1月6日)

・【地震の前兆現象】みなさんからの投稿～再び大阪・兵庫に地震雲が出現～4日に出現した地震雲よりもさらに強いうねり～＆兵庫ではコンパスが南北逆を示す(1月7日)

そして、今回の地震雲も4日と6日に出現した地震雲と同じ「竜巻形(たつまきがた)地震雲」で間違いないかと思います。

このタイプ特有の特徴(グルグルと回転しながら縦方向へとうねって伸びている)がはっきりと確認できます。

これで、わずか5日間のうちに3回も同タイプの地震雲が出現したということになります。

やはり、少なくとも2週間～今月いっぱいくらいまでは、近畿地方(特に大阪や兵庫)にお住まいの方は、防災意識を最大レベルに高め、強い地震に備えておいて頂きたいと思います。

引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。

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