【地震の前兆現象】みなさんからの投稿~再び大阪上空に地震雲が出現~阪神淡路大震災前に現われたものと同タイプの地震雲~(1月6日)[No.0081]
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
再び大阪上空に地震雲が出現~阪神淡路大震災前に現われたものと同タイプの地震雲~(1月6日)
投稿者 :mkさん
日 時 :2021年1月4日7時
場 所 :大阪府 門真市
コメント:珍しく垂直に伸びる雲を見ました。西の方角を撮った物です。
その方角は伊丹空港から離陸する飛行機がよく通る所ですが、長年住んでいて一度もその方角の飛行機雲は見ません。
何らかの前兆だったらあかんと思い、投稿しました。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
グルグルと回転しながら縦方向へと伸びているので、これは「竜巻形(たつまきがた)地震雲」で間違いないと思います。このタイプは、1995年に発生した「阪神淡路大震災(M7.3)」の前にも出現していました。
写真を見る限り、かなり巨大な地震雲なので非常に気がかりです。
ちょうど1ヶ月ほど前の11月末にも大阪上空に「断層形(だんそうがた)地震雲」が出現していますし、年末には同じく大阪で地震の前兆である可能性が高い現象が発生しています。
そして、雲が見えた方向が大阪から西方向ということですが、この地震雲が出現する1日前に、大阪のお隣、兵庫(M2.9)で小規模ながら地震が発生していました。
震源がちょうど大阪府 門真市の真西となっています。
規模が小さく、地震が続いたわけではなかったのであまり気にしてはいませんでしたが、この地震の翌日に地震雲が出現したということで、この地震はもしかしたら、これから発生する可能性がある大規模地震の前震となるような地震なのかも知れません。
念のため、近畿地方(特に大阪や兵庫)にお住まいの方は、いつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。
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