【地震の前兆現象】みなさんからの投稿~三重県に気になる地震雲が出現~釧路沖地震(M6.4)や鳥取地震(M6.6)の時と同じタイプ~(11月28日更新)[No.0079]
2020/11/28
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
三重県に気になる地震雲が出現(11月25日)
投稿者 :ぴぴりさん
日 時 :2020年11月25日19時
場 所 :三重県 鈴鹿市
コメント:雲が波の様で襲ってきそうでした!
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
これは「断層形(だんそうがた)地震雲」である可能性が高そうです。
このタイプは、雲のエリアと青空とがはっきりと分かれていて、空が分割されているように見えることがあります。
また、低気圧が発達して上昇気流が生じてできる大規模な雨雲と似ているので、地震雲かどうかを見極めるために天気予報をチェックする必要があるのですが、確認してみたところ、鈴鹿市の天気は今日は晴れで明日も晴れ時々曇りのようです。
となると、雨雲ではなく「断層形(だんそうがた)地震雲」だと思われます。
三重が面している海域は南海トラフ巨大地震の想定震源域ですから、これは非常に気がかりな地震雲だと思います。
このタイプの地震雲は、2005年に発生した「釧路沖地震(M6.4)」、2016年に発生した「鳥取地震(M6.6)」の時にも出現していました。
鈴鹿市は三重県の北部エリアに位置しているので、海域ではなく内陸型地震の前兆として現われた可能性もありそうです。
いずれにしても、三重および周辺エリアにお住まいの方は、1~2週間ほどは防災意識をいつも以上にしっかりと高めておいて頂きたいと思います。
電子機器に異常が発生(11月28日) NEW!
投稿者 :みなと。さん
日 時 :2020年11月22日~
場 所 :三重県 松阪市
コメント:こんにちは。以前にスマホの充電が増えない、と送らせて頂きましたが、今月の22日15時頃から再び充電が増えない現象が起き続けているため、投稿させて頂きます。
充電する→1時間後に確認するも増えていない→更に30分ほどして確認してみると増えているを繰り返しています。
一度目に確認すると増えていないけど、二度目には増えている。三度目の確認では増えていないけど、四度目では増えている…みたいな感じです。説明が分かりづらくてすみません。
それから、逆のパターンなので単なるWi-Fiの不調かなとも思うのですが、今月に入ってからたびたび接続が不安定だった自宅のWi-Fiが、突然安定するようになりました。
反対に、職場ではパソコンのネットワークでエラーが発生して、記録用紙などの印刷が出来なくなる…といったことが頻繁に起こっているので、それが少し気がかりです。
みなと。さんからは以前に、「スマホの充電が増えないのは地震の前触れ現象」ということでご投稿頂いていました。
そして、22日からスマホの充電に不可思議な現象が起きているとのことですが、1度だけではなく、何度も起きているということは、たまたまの不具合ではなく、「※宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」である可能性がありそうです。
※地震雲や発光などの気象現象、動物の異常行動、植物の異変、テレビにノイズが入るといった電子機器異常、電波障害などの地震前兆現象のこと。
逆にWiFiが安定するようになったということは、これまでご自宅のWiFiが使用している周波数帯域に干渉していた電磁波が、別の周波数帯域に干渉するようになったということが一つ考えられそうです。
このページに掲載しているように、三重では25日に「断層形(だんそうがた)地震雲」が出現していることもあるので、三重および周辺エリアにお住まいの方は、1~2週間ほどは防災意識をいつも以上にしっかりと高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。
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