[防災]みんなで作る備えのページ1[ご協力お願いします!]
2019/04/19
以前からお知らせしているように、ボクたちがこれから遭遇するであろう大震災を可能な限り小難とすべく、「みんなで作る備えのページ」を立ち上げましたっ!
具体的にまとめ上げるのは、情報がある程度集まってからにして、とりあえずはみなさんからのご投稿を随時掲載していきます。
「備え」と言っても、人それぞれ、家族構成、住んでいる場所(地方や都市部、沿岸部など)が違えば、備えの内容も違ってくるはずです。
よりたくさんの情報が集まれば、ご自身と似たような境遇の方の備えを知ることができ、不足に気付けることもあると思います。逆に、ご自身の情報が誰かを助けることもあるはずです。
また、震災に遭遇した方の経験談は、実際にボクたちが震災に巻き込まれた時に、大いに参考となるのは間違いありません。
地震大国で生きている以上は、いつかは震災に遭遇してしまうことを覚悟しつつ、「備えあれば憂いなし!」をモットーに大難を小難にすべく、このページをどんどん充実させていきたいと思いますので、ご協力をお願いしますっ!
目次
みなさんからのご投稿
みなさんからの情報、本当にためになりますっ!!!ありがとうございますっ!
共通しているのは、ご自身やご家族が被災したことを細かいところまでシミュレーションしながら、必要な物は何かをちゃんと考えて備えていらっしゃることで、見習うべき点が数多くあります。
被災のご経験がある方からもご投稿頂いており、色々と貴重な情報をお伝えくださっています。
兵庫県(都心部)
投稿者 :Reiさん
家族構成:大人2人、ペット
1年前の2月3月の皆さんの記事が気になって最近ふと思い出します。もしかしてさくらさんの実験のときのように想いが通じて1年程ズレているのでしょうか?
紙と水は半年分程常備しています。製紙会社が東海、四国にあるそうなので紙は多目。
以前熊本城を見学に行った時に、食べられる城だという話を聞きました。
玄米は1年以上持つそうなので、うちは小型精米機を購入して玄米を30kg以上ストックしています。
ガスボンベ3本×10個。湯たんぽ2つ。
その他、簡易トイレ、ペットシーツ、調味料(黒糖、塩、粉末緑茶、昆布茶、ふりかけ類)やチョコレート、缶詰、お菓子など。保存食はアルファ米60食のパックを購入。
フリーズドライのお味噌汁。野菜ジュース。折りたたみ自転車、足漕ぎのパワーボックスという物も購入しました。
あと昔ながらの娯楽品も。どんな状況になってもパニックを起こさないように、時々読書したり、パズルやゲームなどで脳を休めないと精神的に苦しいかな。
どの位の規模なのか、またどれくらいで復旧するのか検討もつかず出来る範囲で備えています。
※掲載が遅くなり申し訳ありません。
水や非常食、日用品の備蓄もバッチリのようですネっ!野菜ジュースなどは栄養面でも強い味方となりそうです。
トランプやゲームなどのコンパクトな娯楽品も非常持出袋に入れておくと、避難所生活が長くなった場合に、一時でも被災していることを忘れられることが出来るので精神的にとても良さそうです。
コメントされているように、インフラなどが復旧するまでにどのくらいの時間がかかるのかは全く分からないので、水や非常食は可能な限り多く備蓄しておきたいところです。
茨城県(都心部)
投稿者 :アリスさん
特に海沿いや河川に近い所にお住まいの方へ。
色々と災害に対して備えをしていると思いますが、いざ!!という時何処へ逃げればいいの??
となると思います。
そして人はなぜか大勢の人が逃げる方へついて行ってしまう傾向かあるんだとか。
ですが、群衆について行って大渋滞でモタモタしている間に波に呑まれる可能性が高い!!
なので、もしもの時に逃げ込む場所を先にご自分で探しておくのも手だと思いまして、下記を参考にお住まいの地域の海抜を調べて置くのもよいのではないでしょうか?
flood Maps というものがありまして、http://flood.firetree.net/ こちらから右上のChina & Japanをクリックすると http://flood.firetree.net/?ll=33.8339,129.7265&z=12&m=7 (日本全体の地図が出ます)
後はご自分が住んでいる場所を探して拡大し、左上の Sea level rise: +〇mの枠内で海水面の高さを指定すると!!!
海水面が何メートル上がったらここは水没する!!というのが色分けされて一目でわかります。
津波は川を遡上して来ますので、内陸だから安心♪とは思わずに一度ご自分の住んでいる場所、職場付近、ご家族の日頃の居場所から一番高い場所などを調べて家族や友人に教えて置けば役立つかもしれないです。
昔は自然災害があった場所は地名で分かるようになっていたのですが、近年では開発され~台や~ヶ丘、など新たに命名されてしまい分からなくなってしまいました。
地名などに入っていると危ない漢字の代表的なものも調べると出てきます。こちらは一覧になっていて見やすかったので貼っておきます。
情報ありがとうございますっ!
地名と過去の災害が関係しているというのは結構有名で、海や沼などの「さんずい」が入っている地名は地盤が弱いとも聞いています。
是非、この表とご自身が住んでいる場所の地名を見比べて、どの災害に弱いのかを知っておいてください。
神奈川県(都心部)
投稿者 :HALさん
家族構成:大人2人、ペット
こんにちは。先日のレオさんの記事(通電火災の件)に便乗して書き込みさせていただきます。
地震が来るとパニックになり、電気のブレーカーを落として避難する…という心配りもできない状況になる可能性があります。
もしくは外出中ともなると、自宅に戻るのが遅くなり、通電火災を避けられない状況にもなりかねない…。
そこで我が家は、既存のブレーカーに感震ボール(地震が来ると重りのボールが落ちてブレーカーを落とす…という簡単な装置)を取り付けました。ホームセンターなどで比較的安価で購入することができます。
自分の家を守るだけでなく、少しでも地域の被害を少なくさせるためには有効かと思います!地域によっては自治体から補助金もおりるはずです。
日本に住んでいたら地震は決して避けられない道かもしれませんが、なるべく被害が少なくなるようにやれることはやって、大難を小難にしていきたいですね…。
情報ありがとうございますっ!地震が来たら自動でブレーカーが落ちる装置があるとは思いもしませんでした。
おっしゃるように、激しい揺れが襲ってきたら、ブレーカーを落とすことを忘れてしまうかも知れないし、停電によってブレーカーがある場所まで安全にたどり着けるかも分からないので、便利なグッズはどんどん導入して頂きたいと思います。
便利グッズの情報もどんどんご投稿頂ければと思いますっ!
愛知県(地方)
投稿者 :Bさん
家族構成:大人2人
携帯電話は便利ですが充電が必要ですし、家の固定電話は電源が必要。停電が長引いたら。。。。
ということで、電源の要らない単純な固定電話を買いました。2千円位です。使う時が無いことを祈ります。
電源いらずの固定電話があるとは知りませんでした。
今はほとんどの方がスマホや携帯電話だと思うので、非常時のことを考えて電気のいらない固定電話を備えておくというのも良さそうです。
ただ、固定電話を使うには回線契約も必要なので、携帯だけで済ませている方は注意が必要です。
大阪府(都心部)
投稿者 :たぬきちさん
家族構成:大人1人
ひさしぶりに防災のコーナーを拝読しましたが、地震後の対策がメインで直下型の震災の体験談は少ないのかな、と思い阪神淡路の経験(知人友人の被災体験も含め)から投稿させていただきます。
少し時間が経過したせいかあの地震の経験談を語る人も減ったのかもしれないですね。
古くなった体験談なので参考にはならないかもしれませんが、わずかでも減災につながればと思います。
■家具はとても危険(直下型の地震の備え)
阪神淡路の頃、大阪北部地域の実家に居ました。
当時の地震判定では震度3~4程度でしたが。実際に体験した地震は大きな地鳴りの後に、宙に投げ出される(遊園地の絶叫マシーンにあるような自由落下)の感覚の後、同じ滞空時間だけ突き上げられる感覚が来て、これが数秒来た後に激しい横揺れが来ました。
この横揺れ時になってやっと地震だと認識できました。
最初の空中に投げ出される感覚、これが直下型の縦揺れだと思います。この縦揺れの時点で人間は何も出来ません。
隣の部屋のタンスやブラウン管テレビはふすまを突き破り寝室に飛んできました。
固定していた家具もガチガチに釘で打ち込んでいたものは大丈夫でしたが、4センチ幅の鎖は引きちぎられました。
縦揺れ中に隣室から飛んできた家具が元の部屋に戻るくらい上下に揺さぶられます。人間のその中でシェイクされるしかありません。
さいわい、うちはモノのない家でしたので、押しつぶされるほどのダメージは無かったのですが、友人知人の中には家具に潰された家族が多く、みんな横揺れではなく縦揺れを恐れてました。
亡くならないまでも、歩けなくなるくらいの重症を負うことも多かったのです。避難できる状態ではありません。救急も来ません。寝たきりになる人も居ます。
なので、直下型が懸念される地域にお住まいの場合は、地震後の供えも大事ですが、まずは地震の瞬間に五体満足で生き延びれるようにする意識も大事なのだと考えてほしいです。
阪神震災の後、大きくて立派な重い家具(嫁入り道具などの)タンスをみんな廃棄されてました。「家具はぺらぺらの安物が安全やわ」というのは当時よく言われてた冗談です。
阪神震災の時は早朝でほとんどの人が就寝中でした。
就寝中に直下型が来ても、まずは横揺れまで生き延びれるような部屋の状態にするのも大事じゃないかなと思います。
あの頃に比べて耐震性の高い建物が増えてきてますが、縦揺れを強く意識した構造ではないものが多いのと、建物が耐えられたとしても「頭の上から降ってきても大丈夫な家具」か「家がひっくり返っても動かないほど強固な固定」が無ければ、家具に殺されます。
個人的には安全な家具に切り替えていくのをお薦めします。うちは今でも木製のタンスなどの家具類は置いてません。
阪神淡路大震災で被災され、大変な思いをされたことと思います。貴重なご経験談ありがとうございます。
いつもみなさんに備えをお願するときには、「家具の固定」もしつこいくらいに言っていますが、やはりとても重要なことなのだと改めて思いました。
直下型の縦揺れでは「家具がダンス」すると言われていますが、たぬきちさんのご経験談からも、大地震時にはいかに家具が恐ろしい存在かが分かります。
おっしゃるように強烈な縦揺れ地震では重い家具も簡単に暴れだします。
また、横揺れ地震でもタワーマンションなどの高層階は下層階よりも揺れが大きくなる傾向があるので、家具が倒れてくることも多いと思われます。
これを読んだ方は、なるべく早くお住まいの全ての家具を固定しておいて欲しいと思います。
熊本県(都心部)
投稿者 :ほっしーさん
家族構成:大人2人、子供2人
地震の時は、食料確保に本当に苦労しました。
当時スーパーは被災して閉店、コンビニは開いてましたが食料品は全て売り切れ。。。
避難所で支給されるのは、干からびた様なおにぎり1個かココアパン1個どちらか。。。
家で調理したくても被災してぐちゃぐちゃになっており、また、IHの為停電しており電気が無ければどうにもならず。。。
あ、そうそう、あと、地震後は、ランタンはもちろん、乾電池やろうそく、耐震用のL型アングルが売り切れになる、なんていうこともありました。
それらに懲りて、今では非常食の準備や、突っ張り棒などの耐震対策、停電灯・ランタンの他、発電機等の備えも済ませています。
※一部ご投稿内容に掲載が難しい部分があったので省略させて頂きました。
熊本地震で被災され、大変な思いをされたことと思います。貴重なご経験談ありがとうございます。
やはり、震災後はお店が開いていても食料の確保は難しいとのことで、基本中の基本ですが、非常食の備えはとてつもなく重要です。
熊本地震以前は、九州にお住まいの方の備え率は全国最下位でした。熊本地震以降はおそらくほとんどのご家庭で水や非常食の備えはやってあると思いますが、足りない物はないか、十分な量かなどを改めてチェックして頂きたいと思います。
神奈川県(地方)
投稿者 :YAMATAKEさん
家族構成:大人4人
私は横浜住まいですので大きな震災の経験は有りませんけれども、非常用品につきましては、かなり以前から準備していますので、私なりの意見を記させていただこうと思います。
まず、非常用水についてですけれども、1人1日3リットルを目安に、出来れば1週間分を保存しておいた方が良いとのことです。
3年以上保存可能なペットボトルや、光触媒酸化チタンを用いて水道水を3年以上保存することが可能なポリタンクも販売されています。
それと、お風呂の水は、洗うとき以外は常時保つようにすれば、トイレ使用時にバケツで流すことも出来ます。
あと、地域で井戸や湧水の有るお宅や場所等を探しておくのも良いとのことです。
非常食も最低3日間、出来れば1週間分を保存した方が安心でしょう。アルファ米を使用した5年間保存可能の物が便利です。
また、缶パンや缶入りビスケット、粉末の青汁等も良いのではないでしょうか。ネット販売も充実していますので、手軽に確保できるのではないでしょうか。
それから、カセットコンロも小型の物を2つ(人数に合わせて)程、ボンベも多めに保存した方が良さそうです。カセットコンロのボンベを使用したストーブも販売されています。
それと、乾電池ですけれども、今では5年や10年保存出来る物が販売されていますので、多めに保存しておけば、LEDライトやラジオ、携帯の充電等に使用出来ます。
あと、地震後には、治安も悪くなるようですので、不安な場所には乾電池使用タイプの防犯センサーライトを設置しておけば、多少安心感が持てるのではないでしょうか。
その他、医薬品、サランラップ(食器を包めば洗わなくても良い)、女性特有の必需品等も必要でしょう。
我が家は、一応、耐震マンションとなっていますので、倒壊は考慮から除外するようにしています(倒壊=死?)けれども、一軒家等で倒壊が心配な方々は、非常の持ち出し袋(簡易テントも)を準備した方が良いのかもしれません。
出来れば、耐震補強工事も検討した方が良いと思われます。
あと、避難場所や落ち合わせ場所等も、家族と話し合っておいた方が良いようです。
気がついたことを簡単に記載させていただきましたけれども、東日本大震災以降、その地殻変動によって、関東大地震や首都直下型地震、東海地震、東南海地震等の発生する危険性がより高まっているそうですので、事前対策が大切ではないかと思っています。
YAMATAKEさんは一通り備えていらっしゃるようで、備えを再確認するためにも役立つご投稿内容だと思います。
水道水を3年以上も保存できるポリタンクがあるというのは初めて知りましたっ!水道水を普通に溜めておくと数日で腐ってしまい、飲用としては使えないので注意が必要です。
水も非常食もあればあるだけ良いので、1週間分を最低限としてより多くを備えて置きたいところです。
おっしゃるように、事前対策が大切なのは間違いありません。
宮城県(沿岸部)
投稿者 :はるまきさん
家族構成:大人6人、子供2人、ペット
はじめまして。3・11を経験しました。
被災直後の防犯の備えも必要と思いましたので、幾つかお知らせしたいと思います。
震災の当日から、空き巣があります。避難所などに行き、家を離れる際にはタンス預金などの貴重品は必ず持ち歩くか、安全な場所に移したほうが良いです。
夜に留守にするときは、出来れば灯りを一つ付けておくと防犯になります。
ガソリンが不足する為、車からの窃盗があります。車から離れる際には、給油口を壁側にしたり、車2台で互いに給油口を塞ぐ様に駐車するなど工夫しました。
洗濯物を干す時には、道路から取られない場所に干しました。我が家に避難した親戚が、被災した家にあった礼服を道路沿いのハウスの中で干してましたら、盗まれて悔しい思いをしました。
いずれも経験からの防犯です。
震災で憔悴してる時に被害に合うと、なんともやりきれない気持ちになりました。3日程で自警団が作られ、盗難などは少なくなりました。
震災直後の混乱に乗じて、残念ながら犯罪を犯す人もいる事を頭の片隅に入れて頂きたいと思いご報告致しました。
東日本大震災で被災され、大変な思いをされたことと思います。貴重なご経験談ありがとうございます。
熊本地震で被災されたわらじさんのご投稿にもありましたが、非常事態に乗じて泥棒が盗み入ることを想定して、備えと共に防犯対策もしなければいけないようです。
ガソリンや洗濯物もさえも盗まれるというのは驚きです。
非常時には警察も手一杯となるので、自警団を早期に設けて定期的に見回りをすることが有効のようです。可能であれば、24時間体制で見回ることが望ましいと思います。
愛知県(都心部)
投稿者 :Narumiママさん
家族構成:大人4人、ペット
不思議探偵社レオさん、皆さん、いつも楽しみに見させて頂きありがとうございます。私が防災で実践している中の一つですが参考になれば幸いです。
うちでは地震保安灯をリビング、各寝室のコンセントに常時付けています。
揺れたり停電になると自動で点灯してくれます。外して非常用ライトとしても使えます。
深夜就寝中に大震災になる事も考えて購入しました。
就寝中に突然大震災がきたら何が起こったかわからずしかも真っ暗だったら本当に恐怖ですもんね。明るければ少しはホッとしますよね。
特に小さいお子さんのいらっしゃるご家庭はオススメです。普段でも小さい子って暗い所は怖がりますもんね。明るければママ達もすぐにお子さんの所に急いで行けますしね。うちはすっかり大きくなってしまいましたが。
懐中電灯も用意してありますが、近くに置いてても吹っ飛んでしまい探さないといけないかもしれませんしね。
ちなみに掃除機をかけるとすぐに点灯します。自然に消えますが。皆さんの参考になれば幸いです。
停電になっても点灯可能な足元灯や保安灯もとても重要だと思います。
もし、夜中に大地震が起きて移動しなければいけないときに、物が散乱している中で明かりがない状態で歩くのは危険です。
懐中電灯を枕元において置くことも大事ですが、ご指摘されているように、どこかに転がっていってしまうことも考えられます。
また、非常時に明かりがあると安心するということも、その通りだと思います。
各部屋、廊下、玄関と避難する経路には置いておきたいアイテムです。
熊本県(都心部)
投稿者 :わらじさん
家族構成:大人1人
熊本地震の経験者です。
他の方も言われていますが、水は本当に大事でした。
私の地域は中心部ですが、電気は2日で復旧、水道とガスは2週間かかりました。
普段当たり前のように使っているトイレって1回流すのに6リットル以上使うんです。
なので貴重なトイレ用の水はタンクに入れていたらいくらあっても足りません。直接、便器に流すのをおすすめします。
それと、歯磨きも水を結構使うのでマウスウオッシュもあったほうがいいと思います。口腔内の菌って お年寄りには生死にもかかわりますので。
地震を経験して かなり学ぶことが多かったです。
泥棒も一斉に移動してきます。自分の身は自分で守っていくしかないです。
熊本地震では大変な思いをされたことと思います、貴重なご経験談ありがとうございます。
みなさんの被災体験で共通しているのは、水が非常に重要ということです。
そして、とても気になる情報ですが、泥棒が非常事態を狙ってやってくるというのは驚きです。
警察だけでは非常時の治安を守り切れないのは仕方がないことなので、避難所で見回り班などを作って定期的に周辺地域を見回るしかないのかも知れません。
歯ミガキも意外と見落としがちですネ!
貴重な水のことを考えると、普段のように歯を磨くことが出来ない状況になる可能性が高いので、リステリンやガムなどのマウスウォッシュも備えておくべきでしょう。
冷静な対応が大事
投稿者 :わらじさん
家族構成:大人1人
先日投稿したわらじです。追加情報です。
泥棒が移動してくると書きました。
私は1週間避難所生活をしましたが、怪しい男性の5人組を見たので避難所のボランティアの代表にお伝えしましたが、やはりそこまでの余裕がなかったので、大事な荷物は自分で管理してくださいと言われました。
それくらい皆大変なんです。(放送では避難所の皆さんにお伝えしていただけました)
壊れてしまった住宅にも泥棒が入った話もたくさん聞きました。警察も動けません。
悲しいことですが、あんな状況でもそのような人間もいます。
ラインでもたくさんのデマ情報が回ってきます。
冷静な対応が大事になってきます。
避難所で女性一人の場合、痴漢にあってしまうケースもあったようなので、誰かと一緒にいれると1番いいのですが…。
災害は来ないことを祈ってます。
避難生活という先が見えない不安の中、泥棒やら痴漢やらにも注意しなければいかないというのは、どれだけ気が滅入ることか想像に難くありません。
やはり避難所では近くにいる方とコミュニケーションを取って、お互いに助け合うということが重要になるのではないでしょうか。
例えば、避難所では「家族と一緒の方」「一人の方(男女別に)」「ペット同伴の方」等にグループ分けして、場所を決めることはできないものなのでしょうか?
そうすれば話もしやすいし、助け合いもスムーズになると思います。
避難所運営のガイドラインを政府が作っているようですが、あまり周知されていないと思われるので、避難訓練同様にボクたちが学べる機会を設けてもらいたいものです。
宮城県(地方)
投稿者 :とっても眠いさん
家族構成:大人3人、ペット
レオさん、そして不思議探偵社を読んでいる皆様方こんにちは。せっかくなので、私も投稿してみることにしました。
私は東日本大震災(宮城県・山間部に近い平野住まい)経験者です。
震度は震度6強……ええ、緊急地震速報が鳴る前から揺れていましたよ(笑)
この場合は、覚悟するのみです。本当に。
仙台では、緊急地震速報が鳴り出してから揺れたと友人からは聞きました。
では、だいぶおぼろげになってきたんですが、震災の時の話をしてみようと思います。
あ、その前に、震災後、募金をしてくださった皆様方、ライフライン等復旧のために全国から駆け付けてくださった皆様、この場をかりまして深く御礼と感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
(1)冷凍庫のモノから食べる
結局、私の家は1週間ほど停電しておりました。(水道に至っては2週間超だったと思います)
すずさんのおっしゃる通り、私も食欲はわきもしなかったので、ほとんど腐れというか、停電復旧後に食べずに捨てた量の方が多かったです。
また、あまりの揺れに冷蔵庫はひとりで開閉を繰り返したようで、中身が床にぶちまけてある状況で帰宅時にはちょっと開いてました。あ、電子レンジも床に落ちてました。
それから、窓が開いてました。揺れでカギがひとりでに解錠してしまったのです。
ロックをかけているところは開いていませんでしたので、防犯上からも常にカギはロックしておくべきだと思います。
(2)給水車は近くに来ない
給水車が来たのは震災から2日後だったと思います。水を入れるポリタンクは必須ですが、自分が運ぶことを考えてください。また、水をもらうまでに8時間ほど並びました。
水道の復旧は遅かったため、「2週間お風呂に入っていない!」という叫びも聞いたことがあります。
私は祖父母の家が山水を引いている家だったので、助かりました……。
お風呂に関してはちかくの温泉施設が無料で開放してくれたりしていたようですが、いつ頃からかはわかりません。
また、井戸をお持ちの方やウチの祖父母の家のように山水を引いている家は、水に困っている方に提供していました。
(3)停電するとやがてケータイは圏外となり、使えなくなる。
私は震災当時ガラケーでしたが、どうやらケータイ会社の基地局の電源が落ちるとダメなようです。次の日くらいだったか、圏外になったと思います。
また、これはお願いですが、地震直後の不要・不急の電話・メールはやめてください。
家族と連絡を取りたいのに、繋がらない電話が鳴って取ったら妹だった母は激怒していました(震災の時ではありません……宮城県北部連続地震か宮城・岩手内陸南部(?)の時だったか覚えていませんが)
(4)……え? オール電化って震災の時、強かったの?え?
地域によると思いますが……一番、オール電化の人が大変でした。プロパンガス最強、庭持ち最強(外で煮炊きする)でしたね。
それと、ストーブは一台、持っておくべきでしょう。ああ、震災の時はファンヒーターは揺れにより自動で止まったようです。
(5)みんな、自転車に乗った。
ガソリン、無かったですからね。震災後、みんなガソリンが欲しくて欲しくて……
リッター、200円で売ったガソリンスタンドもあるそうです。その後、そのガソリンスタンドは大変なことになったと噂で聞きました。
ふつうに買えるようになったのって4月後半か5月前半だったか。タンクローリーみて、拝むくらいですからね(笑)自衛隊みても感謝して拝みましたけど(笑)
ぱむさんがおっしゃる通り、ガソリンはつねに満タン!でした。一年くらい。それでも今も半分を切ることはありません。
(6)トイレは流せない。
津波で下水道処理施設が壊れたために、流せなくなったのです。
ウチでは震災直後から水の節約のために、汚い話で申し訳ないのですが、小は流さない、大は流す。
トイレットペーパー(使用済)はビニール袋(小)に入れて蓋つきゴミ箱へ、でした。(その後、燃えるゴミで出しました)
あと、トイレは水をタンクに入れれば流せるタイプじゃないと大変ですので、リフォームの際は注意した方がいいです。
トイレの水を流すための水を入れておくバケツもいります。
(7)写真は大事
わりと一番、大切なことを忘れていました。
地震保険に加入している方は、片付ける前に被災状況の写真を撮影することは必須です。忘れてはいけません。申請の際に必要です。
(8)会社にお願い。
出勤は電話かメールで会社からの連絡後に来るように、と決めること。無駄な移動が減りますし、心配も減ります(笑)
大体、電気が復旧すると仕事がはじまります。ので、トイレは大変(バケツに水を汲んで持って行く)でしたし、出勤もガソリンが無いから、会社の人と相乗りして、という方が多かったと思います。
(9)食糧支援はない。望めない。
避難所に居た方は別です。
私のウチに来たのは全戸配布でペットボトル(小)が2本、カップラーメン1個でした。
電気の復旧よりも遅く、その時には津波にあい、食料に事欠いている方がいることを知っていたので、お断りしましたが結局はもらいました。なぜならウチが断っても食料が欲しいと言っている方に届かないというからです(怒)!
震災直後、2日くらいは開いているお店はありました(店頭販売)
しかし、その後、スーパーが開いたのは電気の復旧後だったような……2週間後だったかもしれません。
棚は空っぽ。魚・肉も、もちろん無く。パンもなかったですねぇ。特に卵・ヨーグルト・納豆がふつうに買えるようになるまでは遅かったです。
ケーキを食べた時は本当に幸せでした。2週間か3週間後?
(10)家に帰れると思ってはいけない。
テレビで東京の帰宅困難者の方々の映像を見ましたが……。
被災地は停電してますから真っ暗ですし、水道もでませんし、仙台あたりで特集を組んだ方がいいと思ってテレビを見ていました。
結局、その日は会社に泊まったり、大学に泊まったり。近くの避難所に泊まったりして、次の日に家族に迎えに来てもらったり、自力で歩いて帰ったりとしたようです。私も仙台まで父を迎えに行きました。
津波被害にあった友人は自衛隊の方に助けてもらった後、同僚の方と歩きながら途中で迎えに来た家族に拾われました。
津波に会いながらも家族が心配で歩いて帰ってきた人も知っていますが……途中で車に乗せてくれる方がいて、家まで送ってもらいました。
本当に、震災の時はみんなで助け合って生きていた感じです。
自分たちでできることは自分たちでする、という気持ちも大きかった気がします。沿岸部の方が大変だとわかっていましたからね。
(11)日頃の備えとして……
・懐中電灯はどの部屋でもすぐ手の届く場所に。
・家具の固定はしっかりと行う。逃げ道、自分の寝ている場所にモノが落ちてこないように備えておく。ちなみに、私の部屋(2階)のタンスは地震対策のチェーンで固定していましたが、喰いちぎりました。衝撃でした。
テレビの固定、パソコンも固定しておくといいですよ。ウチではパソコン、転がり落ちてましたし。
あとはできるだけ、自分の身長より高い家具はおかないことも大事。机の引き出しがスライド式の方……勝手に揺れに合わせて開閉します……。すごいです。
・ウォシュレット命の方は、お尻拭き必須です。
・水は大事。
ウチでは定期的にケースで買って飲んで、という形にしています。
しかし、今、思い返してみれば、震災の時は水はご飯を炊く時とかお料理に使ってましたから、水分補給は家にあった500mlのお茶とかスポーツドリンクを飲んでいました。そういうのも用意しておくといいと思います。
私は停電が復旧するまでテレビを見ることはありませんでしたから、津波にあった場所がどんな被害を受けていたのかを知ったのは電気が点いてからでした。
しかし、震災のあった夜から2日か3日は、ラジオを聞いていましたので、その間、ずっと津波に合い、避難した先で救助を求める声や人を探す声をたくさん聞きました。ラジオはたくさんの命を救ったと思います。
自分は家にいていいのか、歩いてでも助けに行くべきなんじゃないのかと思いながら、ただただ1人でも多くの人の命が助かるよう、探している人が見つかるよう、祈りました。
あんなことは本当にもうこりごりです。他の誰であっても経験してほしくはありません。
最後になりましたが、レオさん、これからも不思議探偵社応援していますので末永く宜しくお願いいたします。寒くなってきましたのでお体に気を付けて。では、長くなりましたが、失礼致します。
東日本大震災で被災されて、大変な思いをされたことが強く伝わってくるご投稿です。貴重なご経験談ありがとうございます。
まずライフラインの復旧についてですが、やはり相当な時間を要するとのことです。
そうなると冷蔵庫にあるもの、冷凍庫にあるものから消費していかなければいけないとのこと。冷凍食品には自然解凍でも食べれるものがあるので、貴重な食料は効率良く消費していくことが大事です。
給水車から水をもらうために8時間も並ぶとは、想像だにしていませんでした。寒い中、何時間も並ぶことを想像すると、やはり水は大量に備蓄しておくべきものだと改めて痛感します。
また食料の支給もほとんど無いものと考えた方が良さそうです。非常食も大量に備蓄しておきましょう。あればあるほど良いのです。
人間も生き物なので、食べたら出るものは出ます。みなさんおっしゃっているようにトイレは非常に重要な問題です。
現在、避難所用にはマンホールを利用した「マンホールトイレ」の設置が多くの自治体で検討されていますが、自宅で過ごす場合は流せなくなったり、流すにしても水が必要となります。
そうなると、水も電気も必要のない「簡易トイレ」や「携帯トイレ」も相当量を備蓄しておいた方が良いでしょう。
そして、電気が回復するまではテレビは使えないので、やはりラジオが大活躍するようです。
先日ニュースになっていましたが、アメリカの通信委員会がアップルに対して「iPhoneでラジオが使えるように要請した」とありました。理由は被災中に「命を救う情報」にアクセスできるからとのこと。
是非、すべてのスマホや携帯にラジオ受信機能を付けて頂きたいです。
次に、家具などの固定ですが、地震対策チェーンがひきちぎれたとのこと……。じゃあ一体どうすればいいのかと思いますが、何もしないよりは絶対に良いので、必ずやっておいてください。
そして写真が大事とのことですが、まったくの盲点でした。地震保険について調べたところ、片付ける前に可能な限り写真を撮影して担当者へ渡してくださいと記載されていますので、やはり写真撮影は必要なようです。
『本当に、震災の時はみんなで助け合って生きていた感じです。』とのことですが、やはり人と人のつながりはとても大事で、備えだけでなく、助け合いの精神も忘れずに困難な事態を乗り越えましょう。
宮城県(沿岸部)
投稿者 :すずさん
家族構成:大人3人
備えというか…311経験上思ったことです。
正直、あのクラスの震災を目の当たりにすると食事なんて喉を通りませんよ。
自分は4日飲まず食わずでしたが、不思議とお腹も空きやしません。
あの状況で腹へった!何て言ってる人間見かけませんでした。どんな小さな子供でも赤ちゃんじゃない限りは何となく大変な事が起きている!と自覚しているようでグズって困らせるチビッ子もいませんでしたね。
しかし、私もでしたが友人家族と避難所で再会した時の話ですが、水分とってないのにオシッコがアセロラドリンクみたいな色になっている。と同じ体験をし、後からテレビで見たら尿が赤っぽくなったら心筋梗塞のお知らせというのを知ってビックリしました。
自衛隊など行政からの支援は場所にもよります。最初のころだと大きなところだと早いですが、数が足りないかもしれません。
逆に公民館など小さなところで少人数でいると支援は遅いですが届くと数は多いくらいです。
なので経験上思ったのは持ち出し避難する時にはアーモンドチョコやキャラメル、幼児用の栄養価のたかいビスケットなど重くないけどカロリーのたかいものを。
重要なのは水分です。これは重いですよ。でも必ず持って出てください。
ペットボトルさえあれば分けてもらえます。
水道も被害の少い地域から復旧していきますし、2リットルのお水も2人に一本とか渡されました。それも4日経ってからですけどね。
そんなことから逃げる事は第一ですが、逃げ切ったあとにせっかく助かったのに心筋梗塞やエコノミークラス症候群で死んでは馬鹿馬鹿しい。
水分だけは必要です。
東日本大震災で被災され、大変な思いをされたことと思います。貴重なご経験談ありがとうございます。
食事が喉を通らないとは想像だにしていませんでした……。あの3月11日の夜、緊急放送を見ながら『みなさん寒い中、ひもじい思い、つらい思いをしているんだろうな…』と思ったことを思い出しました。
異常な事態に遭遇して気が張っていたりすると、食欲が無くなってしまうのでしょうか……。
尿にも異変が起きるというのは、やはり心身ともに負荷がかかって体が危険信号を出しているのでしょうか。
被災ご経験者の「水が重要」という言葉に重みを感じます。
熊本県(地方)
投稿者 :にやたんさん
家族構成:大人3人、ペット
はじめての投稿です。いつも楽しみに読ませていただいておりますが、自身の経験が生きれば幸いかと思います。
私、東京に住んでいて、数年前 熊本に移住し、熊本地震にあったものです。
私が体験した経験から、憶測しますと、東京等の大都市部で震災が起きた場合、以下のようなことが発生すると予想されます。
(1) 食料品店に人が殺到し、商品(特に食料・飲料)は即日全てなくなります。入荷についてはインフラの状態にもよりますが、2~3週間程度と思われます。
※熊本では、電気も空調もない中、営業しているコンビニ等ございましたが、商品がほとんどない状態であっても人が殺到していました。(セブンイレブンは営業しろという令がでていたようです。)
(2) 親戚や知り合いからの宅急便は、受け付けてもらえなくなります。特に大都市部は、地方出身の方も多く、荷物が殺到してしまい、さらにはインフラも使えないため、荷物の受付は、ストップします。これも3週間~1ヶ月程度と思われます。
※熊本では、私も実家が送ってくれる段取りをしてくれましたが、荷物の受付をしてくれないといっており、荷物が届いたのは、2週間を過ぎた頃だったと思います。
その他、書ききれないほどのことが起きると予想されますが、上記に書いた事項は、お店があるから、備えて無くても買えば大丈夫でしょ。や、実家から送ってもらえるから何とかなるでしょ。と思っている方!大変なことになりますよ!
東京等の大都市部は特別だから、すぐに対処されるでしょ。と思ってはダメです。
インフラやライフラインは、震災後被害がなくても点検され、しばらくは使えません。設備の数も多いし、周辺の地域でも同じことが行われるため、時間がかかると思われます。
水道の水もでるからと安易に使えませんよ。濁りや不純物がまじっていることもあります。(飲用以外なら大丈夫だと思いますが)
備えについては、他の方々が書かれているので割愛しますが、1点だけ、現金はある程度御財布に入れておきましょう。なんだかんだ、商品等には現金が必要になります。
備えは本当に大事ですよ。
熊本地震では大変な思いをされたことと思います、貴重なご経験談ありがとうございます。
やはり、コンビニなどの商品はすぐに無くなってしまうとのこと。となると、ボクたち一人一人が、きちんと備えをやっておかなければいけないんだと改めて思います。
熊本ですら郵便物の遅延配達となるのであれば、もし東京・関東で大震災が発生した場合は、届かないと考えた方が良さそうです。
現金を入れておくというのも重要なポイントのようです。
重くなってしまいますが、お札よりも百円玉を沢山入れておくほうが良いかも知れません。おつりが不足していて貰えないときでも、十円、数円単位ならそんなに痛手にはならないはずです。
静岡県(都心部)
投稿者 :いぶさん
家族構成:大人2人、子供1人、乳児
子供が産まれてから、備えを真剣に考えるようになりました。
持ち出し用のリュックは、ネットで2人分購入して子供の分と足りないものを足すようにしました。あとは家に備蓄する食料水日用品などです。
栄養がかたよりそうなので、サプリも良いと思います。
乳幼児がいると、避難所生活が大変になって車中泊になる可能性もあると思い、シートがフラットになるような車に買い換えようかと検討中です。
アイマスクと耳栓も用意しておくと避難所生活では寝る時にストレスが軽減されるみたいです。
これから寒くなってくるので、防寒対策も必要ですね。寝袋&テントも買おうか迷っています。
寝る時は毛布等があれば必要ないのでしょうか、下に引くお昼寝用クッション?巻いてコンパクトになるものも買いました。
まだまだ食料日用品充分に揃えられていないのですが、、、
実際に被災経験のある方のお話聞きたいです。
これから備えを充実させていくご予定のようですが、きちんと考えて必要な物は何かが分かっていらっしゃるようなので、大丈夫だと思いますっ!
おっしゃるようにこれからの季節は防寒対策が非常に重要になります。
サプリメントも良いですねっ!そんなにかさ張らないし軽いし、マルチビタミンやマルチミネラルを1ヶ月分~3ヶ月くらい避難袋にいれておくと栄養面の心配が薄れそうです。
愛知県(地方)
投稿者 :葉月さん
家族構成:大人2人、子供1人
3.11以降、いざという時の備えをいろいろと考えてきました。
非常持ち出し品も初めの頃は必要と思えるものは全て入れていたので重すぎて現実味がなく、何度も実際に身に着けて最小限のものに絞りました。
今は、非常時の状況の段階に分けています。
まず、避難前でも停電になった時点用に懐中電灯やラジオ、ヘッドライト、お金、連絡先のメモ、ペン(メッセージを残すため)、手ぬぐい(使った後乾きやすいことと、寒いとき首に巻く)、扇子、個包装のマスク、水泳用のゴーグル(地震直後は埃がすごいらしいので)、予備眼鏡などを入れたウエストポーチを家族全員分、玄関下駄箱に入れてあります。
これは余震がおさまるまでは家の中でも肌身離さず持ちたいもので、避難所生活でも役に立つと思います。盗難被害防止にも。
そして、家から避難するときのために着替えや非常食は各人別のリュックに入れてあります。
あと、備えているものは、マンションなので閉じ込められることを心配して下駄箱の傘立てにバールとハンマーを、入浴中に大きい地震がきたときとりあえずリビングの家族のもとに行きたいので脱衣場にバスローブ(家族の中の一番大きい人のサイズのものを1枚)を、停電でも割れたものやこぼれたものの掃除がすぐできるように箒と塵取りとガラスを入れられる厚手のビニル袋と古いタオルを取り出しやすい場所にしまってあります。
トイレットペーパーやティッシュペーパーは家のいたるところの普段使いづらい一番上の棚(洗面所など)に入るだけ買ってあります。(大きい透明ビニル袋にまとめて入れて手前を引っ張ると全部出るようにして)
トイレについては、初めは簡易組み立てトイレと凝固剤などのものを買いました。
でも余震がまだ続いている間はすぐに逃げられるように大人用紙おむつのパッド式のものも買いました。
これならもし配給などの行列に並ぶことがあって途中でトイレに行きたくなっても列から離脱せずに済むかもしれません。
最終的には、断水生活が続く場合は、プラスチック製のビーカーのようなものに検尿のときのように入れてペットボトルなどに溜めておき、ある程度溜まったら公共のトイレに捨てに行くか、紙おむつにしみこませてゴミとして出すかがいいのかなと思いました。
非常用の備えは一度買っておけば、安心して生活でき、子の代にも引き継げます。
平和な間にこそ用意しておきたいと思います。
実際に非常持出袋、避難用リュックを背負ってみるというのは非常に重要なことですネ!
詰め込みすぎて重くなり過ぎ、いざという時に持ち出せないという事態だけは避けなければいけません。
それと予備用のメガネも重要です。備えの盲点じゃないでしょうか予備メガネ。
きちんと備えることによって、安心して生活が送れるというのは間違いないですネ!
東京都(都心部)
投稿者 :ななぴんさん
家族構成:大人5人、要介護者、ペット
東日本大震災の後、非常用備蓄を根本的に考え直しました。被災状況によって非常セットを3段階に分けています。
とにかく逃げる!という時の小さなリュック(必要最低限で軽い)。
少し余裕を持って避難所へ逃げる場合は、非常用カート。
引いたり背負ったり、中身を出すと水用タンクになります。
2.3日の想定で必要なものを入れています。
そして、家や命は安全であったけどライフラインが完全ストップした場合。
東京は食料配給はしばらくないと考え、非常食は2週間以上の分。水は6本入り10ケース。衣装ケースの中に、ライフラインのない生活を想像して準備しています。
要介護者がいるので、紙おむつ、お尻拭き、飲料用以外の水も必要です。
アウトドア用タンク12リットル入りx5個に貯めて時々お風呂につかって水を交換しています。
ペットには持ち運び可能な小さな簡易サークルと、クレートにストレスを感じない用に普段から慣れさる練習を始めたところです。
スペースをかなり取るのですが、東京は人口が多いので配給は足りない…と想定して準備しています。
ななぴんさんも実際に被災したときのことをシミュレーションしながら備えていらっしゃるようです。ペットを慣れさせる練習も素晴らしいですネ!
おっしゃるように、東京・関東が大震災に見舞われて数千万人(関東の人口は4200万人超)もの避難者が出た場合、食料の配給が全ての人に満遍なく十分に届くのは数週間後~1ヶ月後、最悪それ以上という可能性があります。
建物の崩壊や道路が割れたりすれば自衛隊や救助隊の車両は使えないし、ヘリから物資を投下するにしても数千万人という膨大な避難者に対応するのは不可能でしょう。
ただ、都心であればコンビニや飲食店、衣料店などが多くあるので、非常時には商品を無料で配布するなどの取り決めを、国が主体となって進めてもらいたいと思います。
東日本大震災の際には、東京ディズニーランドがいわゆる「神対応」で来場客を保護してニュースになっていました。
すべての企業が非常事態時にディズニーランドのような応対を取れるわけではないので、やはり国が主体となってルールを策定して、企業に周知、指導をすべきだと思います。
いずれにせよ、まずはボクたち一人一人が最低でも2,3週間分の食料や水を備えておくことが大事で、可能であればもっと多くの備えをするのが理想だと思います。
熊本県(地方)
投稿者 :ぱむさん
家族構成:大人2人、子供2人、ペット
地方で尚且つ津波の心配が無い地域にお住いの方に向けて。
熊本地震の時ので参考になると良いのですが。
非常用品は皆さん色々書かれると思いますので、忘れがちな物等。
・カセットコンロ等
※カセットコンロのガス
※簡易的な鍋類
※割り箸、紙皿、ラップ、紙コップより透明なコップ(用水路等ですすげる)
・常にガソリンは満タンで生活する
・出来れば車はタイヤが丈夫で大きい、ランクル等に買いかえる(道が割れたり橋など物凄い段差がある為。シートをフラットに出来れば尚良し。横になれる)
・事前に湧き水のある場所等家から近い場所を数ヶ所調べておく。(地方ならでは!)
※数ヶ所というのは土が混ざっている所とそうでない所があった為。
湧き水は息子がたまたま知っていたのでとんでもなく助かりました!
プライベートな空間が確保しやすいために車内泊で避難生活を送る人も多く、それによってエコノミー症候群に陥る危険性が指摘されています。
おっしゃるように車内が広い車が理想的です。横になれる空間が確保できればエコノミー症候群にはかかりにくいと思われます。
また湧き水を利用する場合は、可能であれば衛生面を考えると煮沸消毒をしてからの利用をオススメします。
様々なケースについて
※「備えや防災情報の投稿システム」が出来る前にご投稿頂いた内容です。
投稿者:カルさん
非常食について
非常食は2つ(出来れば3袋)以上用意。地震の場合、一箇所だと取りにいけない可能性があるため。車や物置などがある場合、高温でも保存可能なものを置いておくと尚良い。
また、防災用の食品ではなく、食べ慣れているものを詰めておいた方が良いです。⇒食べたことの無い物だと、体や口に合わず、ストレスとなってしまう。
消費期限が3ヶ月(出来れば半年)以上のものを選び袋に詰めておく。
内容は加熱不要のレトルト食品、お菓子など、水や熱を加えなくても食べられるものを選ぶ。⇒非常時において水は貴重なため、使えないと考えた方が良い。レトルト食品は加熱しないと食べ辛いものも多いので、確認しておく。
「お菓子は……」という意見もあるかもしれませんが、高カロリー、保存が利くという点では、非常食に合っています。
また、非日常の生活でストレスが掛かりやすいため、『美味しい』と思うものを用意しておくことで、ストレスの緩和にもつながります。
長期保存が可能なら、ちょっと贅沢なものを入れておくのも有りです。
3袋用意したら、2袋を防災用として、決まった場所に備蓄。
古くなった1袋は日ごろの食事やおやつで消費。空になったら新しくつめて、古いほうの袋と交換。一度はその中身だけで生活してみることも役に立ちます。⇒味に慣れると共に、必要な分量を把握できる。
自分で考えて用意すること。行政の目安ではなく、自分に合った内容を用意する。
1日に摂取する水分、食料の量は人によって違うため、自分が1週間生き延びられる量を用意。(アレルギーなどが有る人は、1ヶ月分くらい備えておく)
その上で自力で運べるように調整。⇒持ち出し袋の形にこだわる必要は無く、重くなりそうならばキャリーにつめるなどして動かせるように。
[番外編]
不食あるいは超少食になる。⇒興味のある方は各自でお調べください。
家族がいる場合
携帯の電話帳に『171(災害伝言ダイヤル)』を登録+誰の電話番号でやり取りするか決めておく。
いざというときに番号が分からずに利用できない(しない)人が多いので。「電話がつながらない!」と騒ぐ前に、対処しておきましょう。
留守録形式ですので、誰の番号にかけるか確認しておかないと、メッセージを残しても気づいてもらえないことがあります。これも確認しておいた方が良いです。
待ち合わせ場所を決めておく。
人間以外がいる場合
食料・排泄などは自己完結できるように。人間でさえ食事がままならないのに、動物たちに分け与えていては、不快感を抱かれます。
トイレなども然り。またアレルギーのある人もいます。
災害時の住まい、非常食(最低10日、出来れば1ヶ月以上)やトイレなどをどうするか、きちんと考えて用意しておきましょう。
一緒に暮らしている人には家族でも、他人にはただの動物、状況によっては非常食だと考えておいた方が良いです。
女性の場合
特有のものはきちんと用意。基本、配給は無いと考えた方が良いです。
避難所を男性が仕切っている場合、ボランティアが持ち込んでも拒否されることもありました。お勧めは**血コントロールをおぼえること。(不快な人もいるそうなので伏字です)
小さなテントや大判の布を。仕切りの無い場合があります。
着替え、授乳などで不便だったと訴える女性が多くいました。必要なら事前に用意しておくことをお勧めします。
他
[トイレ]
バイオ式とか、下水管に流すとか、用意できなくても知識だけは身に付けておいたほうが良いです。
流れないトイレに溜めていくのだけは止めましょう。電気、水道が復活しても使えなくなります。そしてそれを誰が処理するのか……。
[窓には厚手のカーテン]
地震や火災の際は、窓が割れやすいです。
窓辺に寝ていて・・・とならないよう、離れて寝るか、厚手のカーテンで緩和対策を。
[靴の用意]
安全靴が最適ですが、スニーカーでも。寝室に一足は置いておきましょう。長靴は動きにくいので、慣れていない人は止めておいた方が良いです。
実際に震災に遭遇したときのことを、色んなパターンでシミュレーションしながら、必需アイテムを紹介してくれています。
やはりペットがいる場合に、避難所で飼い主はどのように保護すべきか、また周りもどのように協力すべきかは重要な課題だと思います。
ペットも大事な家族の一員であるわけで、可能な限り一緒にそばに居てあげるべきだと思いますが、居室に連れて入ることはできないのが現状です。
避難所の敷地内にペットスペースを設け、組み立て式のゲージを設置できるようにしておくなどの対策はできるはずなので、地方自治体が主体となって動いてもらいたいところです。
三重県(地方)
投稿者 :なつねこさん
家族構成:大人4人、小学生1人、未就学児2人、ペット
・簡易トイレの代わりになると聞いたのでオムツ1袋と使わなくなった大人用オムツと生理用品
・水2リットル12本(まだ増やしたい)
・冷凍米を1日分とレトルト米1日分
・シリアル2袋、お菓子スーパーの袋に3袋に氷砂糖1袋
・缶詰色々10缶近く
・常に冷凍庫に2日分以上の肉と魚(生も含む)
・板チョコは2枚は常に。多いと10枚プラス袋で。
・使い捨てスプーンやフォークは大量に
・バーベキューセットがあるので炭も備蓄。ライターは無駄にある。古新聞は必ず一週間分は残す。割り箸も大量にストック。持ち出し災害袋大人用に
・偏頭痛持ちなので頭痛薬2箱。整腸剤と風邪薬
・子供の着替え
・オムツ4枚と生理用品とウエットティッシュや救急用品(貼るだけ包帯は絶対)
・ホイッスル・ソーラーUSB充電器と乾電池と懐中電灯
・そのままレトルトカレー(カレー好きな旦那用)
・子供用持ち出し災害袋
・乾パン1缶、お麩1袋とマカロニ1袋(乾燥したままでも好きな子供たち…)
・着替え(長袖シャツと長袖羽織物は常に)
・絆創膏など救急用品
・家族分の名前と住所電話番号明記した紙
お湯を注ぐタイプのカップラーメンが、水でも出来るとの警視庁?のニュース来てたので、水も含め今月中に備蓄強化する予定です。
もともと即大量の買い物に行ける環境ではないので、食材やオムツ・薬などはストックしています。
子供が大きくなってきたので1人1袋用意しようと考え中(今は子供3人で1袋)。
子供用にラジオと防犯ブザー用意しましょう。ホイッスル吹けなかった用で。
備蓄補充または地震災害を気にした1ヶ月ぐらいで、何かが起こったりしてます…怖いな、とは思いますが、同居家族は何もしていないので、備蓄しっかりとしておきます!
(追加情報)
前回、投稿させてもらってから、色々と買い足したり防災サイトを見たりしています。
その中で一番気になったサイトを紹介させていただきます。
ホントに必要な震災対策グッズを考えてみる。『災害時用の簡易トイレを自宅に準備するのが一番大事なんじゃないのかね?』
被災者さんから聞いて本当に必要な物が書かれています。
1番は食料や水ではなく、トイレでした!
オムツを用意するよりも、簡易トイレを作る(用意する)ほうが楽なようで…意識がかわりました!
ネコが6匹、外の小屋で飼っているので、餌は常に一週間分ぐらいストックしてます。
災害時は鍵を開けていつでも出れるようにした方がいいのか悩んでいます…津波が来る!となったら開けますけどね!
平日昼間だと3人の子供たちを学校と幼稚園に迎えに行かなければいけないので、開ける事は出来ても連れてはいけない。
そもそも世話しても私触らせてもくれませんしね…ふかれて引っ掻かれる(泣)
トイレをどうするかというのも震災が起こるたびに取り上げられる問題です。
マンホールを利用して設置するトイレを備える自治体も増えているとのことです。
「家族分の名前と住所電話番号明記した紙」は結構忘れがちな物ですネ!とても大切な物だと思います。
神奈川県(都市部)
投稿者 :cotyledonさん
家族構成:大人2人、子供1人、ペット
人の防災準備だけじゃなく、大切なペットの防災準備も忘れずに!
避難所ではペット受け入れ不可だったり、人間の救援物資は来てもペットの餌などは後回しになります。
近所の避難場所でのペットの受け入れ状況を確認できるならしておき、トイレ砂・トイレシート、エサなどは1ヶ月分くらいは余分に購入して日常で使いながら万一の時のためにキープ(お水もペット用にキープしておいた方がいいと思います)。
リードやキャリーなどもすぐ使えるようにしておく。
犬と猫はメジャーなペットですので、救援物資も比較的早く出回るようですが、うちはフェレットなのでエサはもちろん、暑い時期の避難、疾患のある子の対処など考えることは山積み・・・
ペットを飼っていない人も、家族であるペットと避難することへの理解と協力をお願いしたいと思います。
犬猫はメジャーなペットですが、フェレットとなると保護の仕方も変わってくるということのようです。
多種多様なペットをどのように保護をすべきか、難しい課題ですが避けては通れないので、アイデアを出し合って良い方法を見つけ出さなければいけないと思います。
みなさんからのご投稿お待ちしていますっ!