【地震予知】「強震モニタ」「ラドン濃度」による地震発生予測~富山・石川・岐阜の県境に強いシグナルが出現&再び大阪のラドンが警戒レベル超え~(2月6日)[No.0224]
2020/02/29
富山・石川・岐阜の県境に強いシグナルが出現(2月6日)
投稿者 :とろさん
発生日時:2019年2月5日
場 所 :富山・石川・岐阜の県境
コメント:長周期地震動モニタで絶対速度応答スペクトルで富山県と岐阜県境付近で赤の強いシグナルが出ていました。これは何を意味するのか、よく分かりませんが初めて見ました。
数十秒間、続いていました。火山噴火か地震の前兆現象の可能性も考えられます。
長周期地震動とは、数秒以上の長い周期で揺れる地震動のことで、超高層ビルなどを揺らす地震動でもあります。
強震モニタは実際に発生した揺れを地表や地中で観測しているデータなので、実際に、長周期地震動が発生していたことになります。
地震情報を見ると、2月5日の9時12分に強いシグナルの周辺で地震は発生していないので、これは地震の前兆として現れたシグナルか、とろさんがコメントされているように、火山噴火の前兆として現れたものなのかも知れません。
シグナルの近くには活火山の「白山(はくさん)」があります。
現在、白山の噴火警戒レベルは「1」ですが、今回のシグナルが火山活動由来(地下マグマの流動ななど)のものだとすると、近い内に白山で何らかの動きが出てくるかも知れません。
ラドン濃度と地震の関係について
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
再び大阪のラドンが警戒レベル超え(2月6日)
投稿者 :こあらさん
発生日時:2019年2月3日
場 所 :大阪
コメント:大気中ラドン濃度グラフ集です。大阪が少し下降しましたが依然、高めです。
広島は前回急上昇後、すぐ下降し、平均より少し高めです。
富士山は少しずつ下降してるようですが、2/1の茨城での地震後の現在も発震注意継続と投稿者は書かれています。
投稿者 :こあらさん
発生日時:2019年2月5日
場 所 :大阪
コメント:大気中ラドン濃度グラフ集より、大阪が一旦下がりましたが、また警戒レベル以上になりました。
大阪のラドン濃度が一旦は下がったものの、再び警戒レベルを超えています。
大阪のラドン濃度は、年始に過去最大(90)を記録しており、それよりも15ほどは下がってはいますが、警戒レベル以上であることには変わりないので、要注意といった感じでしょうか。
それから広島のラドン濃度ですが、平均値(70)が警戒レベル(60)を上回っており、これは、広島では常に警戒レベルを超えた状態が続いていると受け止めても良いのかも知れません。
引き続き、各データを注視していきます。
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