「ハト?」「いいえ、カラスです」白いカラスを発見!とてもカワイイ模様
カラスといえば黒。黒といえばカラス。
そう、カラスは黒い奴ですが、白い奴もいたんですっ!
気になるニュース記事
<遺伝子変異>全身真っ白 「カー」でカラスと気付く
18日午後4時20分ごろ、京都府和束町の農道沿いの草むらに、真っ白な鳥が1羽いるのを車で通りかかった町社会福祉協議会事務局長の山下貴志さん(42)が見つけた。
鳥が「カー、カー」と鳴いたため、山下さんは「白いカラスがいる」と町役場に連絡。
駆けつけた農村振興課の宮嶋靖典・環境係長(50)が飛べなくなっていたカラスを捕獲した。
体長37センチ。くちばしから足まで全身が真っ白で、けがをしている様子はなかった。金網かごの中で羽をばたつかせ「カー、カー」と鳴いていた。
白いカラスは極めて珍しいが、遺伝子の突然変異で生まれつき色素が少ないためとみられる。
宮嶋係長は「白いカラスを見たのは生まれて初めて」と話し、厳しい自然界で何とか生き延びてほしいと願っているようだった。
宮嶋係長は19日朝、元気な白いカラスを町内の山に逃がした。
白いっ!
白いっ白いっ!
全身白いっ!
このように真っ白なカラスは非常に珍しく、白くて目立つが故に、自然界で生き延びるのは困難なのだそうです。
『だったら保護して飼ってあげればいいのでは?』と思うんですが、法律で禁じられているようです。※鳥獣保護管理法
ケガなどして弱っているカラスを保護するのは問題ないそうですが、元気になったら放たなければいけないとのこと。
白くなった原因は遺伝子変異によるもので、色素が欠乏してしまうアルビノというものです。
アルビノはカラスだけじゃなく、人やライオン、ヘビやクジラにいたるまで多種多様な生物に存在しています。
色素がないために日光に弱く、天敵に狙われやすいという特徴から生存率は低くなっています。
こういう事情を踏まえると、保護された白いカラスを野に帰すのは可哀想な気もしますが、カラスという鳥は非常に頭が良く、都会には天敵であるタカがいないため、きっと長生きできるでしょう。
元気でなっ!