【前兆現象】南海トラフ巨大地震が近づいている可能性~日向灘の新たなエリアで地震が発生~(5月11日)[No.0027]
南海トラフ巨大地震が近づいている可能性~日向灘の新たなエリアで地震が発生~(5月11日)
5月10日にM5.6とM6.3の強い地震が発生した「日向灘(ひゅうがなだ)」ですが、本日もやや強い地震が発生しています。
この地震の震源は日向灘で規模はM4.9 震源の深さは40kmでした。
10日の大規模地震から11日午前9時までの間に、中規模以上の地震が立て続けに発生しています。
そして、本日発生したM4.9の地震の震源は、10日に発生した地震の震源からは80kmほど離れているので、M6.3の余震ではなく、断層の破壊が広範囲に及んでいると考えた方が自然です。
そうなると、やはり南海トラフ巨大地震が刻一刻と近づいて来ているという可能性が十分に考えられます。
気象庁の発表によると、「直ちに南海トラフ地震の発生につながる可能性は低いとみている 」とのことですが、一連の地震はユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込んでいるエリアで発生しており、南海トラフ巨大地震の想定震源域内でもあるので、大地震の前兆である可能性を考えておき、地震への備えを改めて確認しておかなければいけないと思います。
また、日向灘ではM7クラス以上の大地震が20年から30年のサイクルで起こることが知られており、南海トラフ巨大地震ではなくとも、津波をともなう危険な地震がこれから発生する可能性が高いので、今のうちに地震への備えは万全にしておき、常日頃から防災意識を高めて有事に備えておいて頂きたいと思います。
引き続き、日向灘および南海トラフでの地震活動を注視していきます。
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