[気になるニュース]地震の前触れか?~石川県の沖合いで深海魚「リュウグウノツカイ」と「ダイオウイカ」が水揚げ~(2月1日)
石川県沖で「リュウグウノツカイ」と「ダイオウイカ」が同時に水揚げ
1月31日の早朝、石川県七尾市庵町沖で深海魚である「リュウグウノツカイ」と世界最大の無脊椎動物と知られている「ダイオウイカ」が定置網に入っているのが見つかりました。
ダイオウイカは触腕(しょくわん)と呼ばれる長い足を含めると全長3メートル22センチで、リュウグウノツカイは全身が銀色、鮮やかな赤色の背びれや腹びれが特徴で、全長3メートル84センチあるとのこと。
・地震の前触れなのか?
昔から「リュウグウノツカイ」をはじめとるする深海魚や「ダイオウイカ」が姿を見せると「地震が起こる」という言い伝えがあり、今回の水揚げも地震の前兆である可能性が考えられます。
過去の事例をあげると、1974年の冬に数匹のダイオウイカが打ち上げられているのが発見され、同年に伊豆半島沖地震(M6.9)が発生しています。
また、通常であれば深海に生息している生物が海水面まで上昇してくることも海底で何らかの異変が起きているためと考えられ、海溝型の大地震が起こる前触れである可能性が考えられます。
他にも大地震の前兆として海洋生物であるイルカやクジラが大量に打ち上げられている事例は多く、2011年の東日本大震災(M9.0)の1週間前に茨城県鹿島市の海岸に50頭ものイルカが打ち上げられていました。
イルカやクジラ、深海魚に限らず海洋生物は環境の変化に敏感なので、地震発生前の異変をいち早くキャッチして危険回避行動へ出ているのかも知れません。
・強震モニタにもシグナルが出現していた
こちらのページ [地震予知]「強震モニタ」による地震発生予測~北海道・能登半島・ほか~(2月1日) にも掲載していますが、1月24日~25日、31日の強震モニタにおいて石川県の能登半島にシグナルが出現しています。
これまで何度か地震発生前にシグナルが出現しており、今回、石川県沖で水揚げされた「リュウグウノツカイ」と「ダイオウイカ」の件も考え合わせると、日本海(石川県沖~新潟県沖あたり)で
地震が起こるのかも知れません。
念のため、周辺エリアにお住まいの方はいつも以上に防災意識を高めておいて欲しいと思います。
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