大地震の前兆か!?北海道周辺で地震が多発中…過去の大地震も紹介[7月1日更新]
2017/07/02
当サイトでは、「地震雲などの投稿」と「全国の気になる地震情報」を合わせて掲載していますが、ここ最近、北海道やその周辺地域で地震が急増し始めたので、このページでは北海道のみに焦点を当てて、地震情報を見やすくまとめて掲載していきます。
大地震の前兆現象である「群発地震」の可能性があるので、北海道周辺の地震活動が落ち着くまでは随時更新していきます。
目次
釧路沖を震源とする地震
釧路沖を震源とする地震は、2015年に10回、2016年に11回という頻度で起きていますが、今年は3月上旬だけで2回地震が発生しています。1月、2月には地震はありませんでした。
3月7日 18時46分頃発生
地震の規模はM4.3で最大震度2
3月8日 22時50分頃発生
地震の規模はM3.3で最大震度1
網走地方を震源とする地震
網走地方を震源とする地震は、2013年と2014年に1回のみ、2015年に4回、2016年は一度も無し、そして今年は2月に1回、3月10日に3回地震が発生しています。明らかに急増しています。
3月10日 9時49分頃発生
地震の規模はM3.3で最大震度2
3月10日 11時23分頃発生
地震の規模はM3.4で最大震度3
3月10日 11時40分頃発生
地震の規模はM2.4で最大震度1
浦河沖を震源とする地震
浦河沖を震源とする地震は、月に4度ほど起きたり、一度も起きなかったりを繰り返しているのですが、2016年1月14日にはM6.7(最大震度5弱)の地震が起きている場所でもあるので注視しなければいけない場所の一つです。
3月8日 10時55分頃発生
地震の規模はM3.8で最大震度1
内陸部で地震が発生(3月14日)
北海道日高地方で、3月14日12時57分頃、M4.5最大震度3の地震が発生しました。
気になるのは震源の深さで、地表から約90kmでした。このため北海道、青森県、岩手県の広範囲で揺れが観測されています。
再び地震が発生(3月28日)
本日(3月28日)、北海道南西沖を震源とするM5.0の地震が発生しました。
震源が比較的離れていたために、最大震度は1でした。2日前には青森県東方沖でM3.9の地震が発生しています。
青森東方沖は北海道浦河沖に近い場所なので、やはり北海道周辺での地震活動が活発化しているということなのかも知れません。
再び地震が発生(3月31日)
本日(3月31日)、北海道の最北にある宗谷岬付近でM2.3の地震が発生しました。
この辺りを震源とする地震は、過去数年間のデータを見てみると年に2~3回ほどの発生率なのですが、昨年の12月から地震が増加しており、本日(3月31日)の地震ですでに8回目となっています。
実は北海道だけでなく、全国的に昨年の12月から地震の増加傾向が見られるので、局所的な異変ではなく、日本が乗っているプレート全体で何か異変が起きている可能性があります。
今後も北海道周辺の地震情報が入り次第、随時更新していきます。
北海道で最大震度5弱の地震が発生(7月1日更新)
7月1日23時45分頃、北海道でM5.3 最大震度5弱の地震が発生しました。
これから大きな余震が発生する可能性があるので、周辺地域にお住まいの方は十分に注意して下さい。
被害情報が入り次第更新します。
過去に北海道で起きた大地震
北海道南西沖地震
1993年7月12日、北海道南西沖地震が発生。
地震の規模はM7.8で推定震度6を記録しました。犠牲者数は202人、行方不明者数は28人という大災害となり、地震によって観音山が大崩壊して、麓のホテルなどが飲み込まれました。
この地震により津波も発生し、最大29mの津波が北海道奥尻郡奥尻町を襲いました。驚くべきは津波が到達するまでの時間で、地震発生からわずか3分後には第一波が襲来したそうです。
北海道東方沖地震
1994年10月4日、北海道根室半島沖を震源とする大地震が発生。
地震の規模はM8.2で最大震度6を記録しました。負傷者数437人、住宅全壊、半壊数合わせて409棟という大きな被害が出ました。
そして驚くべきは、この地震で東京都~静岡県までが震度3の揺れを記録していることです。はるか遠く離れた震源での地震が関東周辺までも揺らしました。
十勝沖地震
2003年9月26日、十勝沖を震源とする大地震が発生。
地震の規模はM8.0で最大震度6弱を記録しました。本震からわずか1時間後には大きな余震が発生し、再び最大震度6弱を記録しています。
この地震によって走行中の電車が脱線したり、石油タンクで火災が発生するなどの被害が出ました。
このように北海道では、過去に何度か大地震に見舞われているので、今後の地震活動を注視していくべき地域だと言えます。