【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「前回投稿したあと、与那国島近海でM6.0の地震がありました」~(10月4日)[No.1029]
宏観異常現象(地震の前兆現象)

地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み

[画像:imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性

2011年3月1日の地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
与那国島近海でM6.0の地震(10月4日)

投稿者 :joyallzEQさん
投稿日 :10月2日(金)
場 所 :東京
コメント:前回投稿したあと、与那国島近海でM6.0の地震がありました。
2026/09/30 14:00 与那国島近海 M6.0

前兆現象9月29日01時から9月29日13時まで12時間ラドン数値36で静穏化。
ラドン数値が29から37まで37時間で上昇ラドン数値37になってから23時間で発震。15時間有感地震なし。
2026/9/28 00:00 29
2026/9/29 01:00 36
25時間に7の変動量。
2026/9/28 10:00 30
2026/9/29 13:00 37
27時間に7の変動量。
7月の熊本地震直前はラドン数値が28から37まで上昇していたので似ている気がする。
M6クラス以上の地震に注意。
かなり7月の熊本地震前の状況に似ていました。
あまり大きくならないでよかったです。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご報告(9月30日)から約6時間半後に与那国島近海でM6.0の強い地震が発生しました。

joyallzEQさんは、大気中のラドン濃度の変動が、7月28日に発生した令和8年熊本地震(M7.1 震度7)が起こる前と似ているとおっしゃっていましたが、やはり、規模の大きな地震が起こる前にラドン濃度の変動に似たようなパターンが現れることが多いです。
そして、joyallzEQさんからは最新のグラフも送っていただきました。

この1週間ほどは比較的穏やかな動きなので、今週は強~大地震の発生危険度はそれほど高くはないかも知れませんが、防災意識は常日頃から忘れずに過ごすことが何よりも大切なことなので、大きな変動がなくとも強~大地震の発生には備えておいていただきたいと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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