【気になる情報・前兆現象】東京で春に咲く桜が開花～関東大震災(推定規模M7.9)の前にも『狂い咲き現象』～「春に満開だった桜」「不穏な感じが拭えず…」～(10月26日更新)[No.0269]

宏観異常現象(地震の前兆現象)

地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。

地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。

地震雲が発生する仕組み

[画像：imartより]

地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名：水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。

この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。

また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。

地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100％の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。

地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。

・ 【保存版】地震雲の見分け方～名前と種類と特徴～

東京で春に咲く桜が開花(10月23日)

投稿者：メグメグさん
投稿日：10月22日(水)
場　所：東京都

非常に気がかりな現象が起こっています。

桜には秋に咲くジュウガツザクラ(十月桜)、フユザクラ(冬桜)、カンザクラ(寒桜)などがありますが、今回、メグメグさんが目撃なさったのは春に咲く桜(おそらくソメイヨシノでしょうか)とのことなので、これは『狂い咲き現象』となります。

これまでにも何度かご紹介していますが、関東大震災(推定規模M7.9)が起こる1ヶ月ほど前にも『狂い咲き』が発生しており、芥川龍之介は季節外れの山吹やフジの花、菖蒲が咲き乱れているのを見て「天変地異が起こりそうだ」と予言していたそうです。

春に咲く桜は、低い気温(冬)から暖かい気温(春)になる過程で咲くので、この1ヶ月の気温の変化を見ても、春の桜が咲くような変化は起こっていませんでした。

となると、別の要因があることになるのですが、関東大震災のような大地震の発生が近いづいている可能性を考えて備えておくことがベストだと思います。

ちょうど季節の変わり目ですから、防災バッグ、非常用持ち出し袋の中身を再チェックして、防寒グッズ(カイロ、アルミシート、手袋など)も備えておいていただきたいと思います。

兵庫県でも春の桜が開花(10月26日) NEW!

投稿者：りのさん
投稿日：10月24日(金)
場　所：兵庫県

おそらく春に咲く種類の桜だと思われますので、兵庫県でも『狂い咲き』が発生した可能性が高そうです。

兵庫県と東京はかなり離れていますので、大地震の前兆だとすると、兵庫も東京も大きく揺れるような地震の影響が出ていると推測されます。

となると、考えられるのは南海トラフ巨大地震です。

南海トラフ巨大地震が起こったら、兵庫県で最大震度6強、首都圏(東京)は最大震度5強の激震になることが予想されています。

今のところ、『狂い咲き現象』が確認されたのは東京と兵庫だけなので、激震になると思われる他のエリアでも桜や他の植物の『狂い咲き』が発生し始めたら、南海トラフ巨大地震が近いと受け止めた方が良いと思います。

引き続き、全国各地の地震活動および前兆現象を注視していきます。

[このページはここまで ですっ！]

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