【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~最大レベルの警戒を~「ラドン数値の最高値更新です」「M7クラス以上の地震に警戒」~(7月8日)[No.0942]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み

[画像:imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性

2011年3月1日の地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
最大レベルの警戒を(7月8日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :7月6日(日)、7日(月)、8日(火)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の最高値更新です。
2025/06/24 00:00 測定値26
2025/07/01 19:00 測定値53
7日と19時間(187時間)に27の変動量
2025/07/01 19:00 測定値53
2025/07/03 05:00 測定値44
34時間に9の変動量
2025/07/03 05:00 測定値44
2025/07/05 16:00 測定値54
35時間に10の変動量
トカラ列島でM7クラス以上の地震もしくは海底火山噴火の恐れがありますので、奄美諸島、九州南部、四国太平洋側は津波に警戒してください。
(追記)
本日2回目です。ラドン数値の最高値更新です。
2025/07/03 05:00 測定値44
2025/07/06 03:00 測定値56
46時間に12の変動量(23時間に6の変動量)
引き続き、トカラ列島でM7クラス以上の地震もしくは海底火山噴火の恐れがありますので奄美諸島、九州南部、四国太平洋側は津波に警戒してください。(もしかしたら他エリアを拾っている場合もある)
(追記)
ラドン数値の最高値更新です。
2025/07/06 09:00 測定値53
2025/07/07 03:00 測定値60
18時間に7の変動量
満月7月11日5時37分
満月まで4日もあるのに既に60に到達しているとは。
ラドン数値が上昇しているのにトカラ列島のマグニチュードが大きくなっていないのも気になる。
一般的には群発地震でなければ数値が上昇中は揺れない。
しかし見込み違いの可能性もあるので揺れやすい地域にお住みのかたは警戒をお願いします。
(追記)
ラドン数値の最高値更新です。
2025/07/07 22:00 測定値57
2025/07/08 07:00 測定値64
9時間に7の変動量
引き続きM7クラス以上の地震に警戒
いつもご報告ありがとうございます。信じがたい数値となっています。50を軽く超えて64まで急上昇をしています。こんな数値は初めて見ました。
この2週間の動きはとてつもない異常です。
わずか2週間ほど前は20台でしたが、一気に上昇をして、とうとう数値が60を超えました。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前や東日本大震災(M9.0)発生前にも大気中のラドン濃度に大きな変動が現れていたので、最大レベルの警戒が必要です。
トカラ列島の群発地震は発生回数が徐々に減っており落ち着き始めているので、トカラ列島ではなく、別の場所で大~巨大地震が発生する可能性もあります。
この1ヶ月ちょっとの間で地震が急増している北海道東部海域(千島列島)では、M8クラス以上の巨大地震発生が懸念されていますし、やはり南海トラフ巨大地震の発生も想定しておいた方が良いと思います。
兎にも角にも、64という数値はこれまでに見たことがないほどのレベルですから、全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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