【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「48時間に10ぐらい下がる勢い」「数週間以内にM7クラス以上の地震が発生すると思われます」~(6月23日)[No.0939]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み

[画像:imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性

2011年3月1日の地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
「数週間以内にM7クラス以上の地震が発生すると思われます」(6月23日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :6月21日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値に動きがありますので報告です。
2025/06/19 16:00 測定値36
2025/06/21 04:00 測定値28
36時間に8の変動量
48時間に10ぐらい下がる勢い
ラドン数値急落中
M7クラス以上の地震に警戒
5月31日以降、M6クラスの地震が5回発生しています。
数週間以内にM7クラス以上の地震が発生すると思われます。
2025/06/17 08:00 測定値45
2025/06/18 07:00 測定値36
23時間に9の変動量
2025/06/18 20:00 測定値33
該当地震
2025年06月19日08時08分 根室半島南東沖 M6.1
2025/06/13 02:00 測定値37
2025/06/14 04:00 測定値44
26時間に7の変動量
該当地震
2025年06月14日03時36分 千島列島 M6.0
2025/06/07 16:00 測定値38
2025/06/08 08:00 測定値46
16時間に8の変動量
2025/06/10 16:00 測定値38
2025/06/11 15:00 測定値46
23時間に8の変動量
該当地震
2025年06月11日20時00分 台湾付近 M6.0
2025/05/31 16:00 測定値44
2025/06/01 03:00 測定値34
11時間に10の変動量
該当地震
2025年06月02日03時00分 台湾付近 M6.0
2025/05/30 22:00 測定値37
2025/05/31 16:00 測定値44
11時間に10の変動量
該当地震
2025年05月31日17時37分 釧路沖 M6.0
6月20日08時50分日本時間に、太陽面でX1.9フレアも発生しています。
いつもご報告ありがとうございます。グラフを見ると、6月16日から急落が始まり、4日間で45から28まで一気に下がっています。
前回のご投稿で、「下がるのが止まって上昇に転じたらすぐにでも揺れそう」とおっしゃっていましたが、あれから下げ止まるのではなく、さらに加速して急落をしていますので、おそらくこの後に急落が止まって上昇を始めるものと思われます。
M7クラス以上の大地震になる可能性は十分に考えられますし、この3週間ほどの間に「M8クラス以上の巨大地震発生が切迫している」と政府の地震本部が発表している北海道東部海域(千島列島)でM6クラス以上の強い地震が相次いでいますので、本当にM8以上の巨大地震が近いのかも知れません。
兎にも角にも、漫画家たつき諒さんの予言『2025年7月5日にフィリピン海の海底が盛り上がり大津波が発生して、日本の各地に津波が襲来する』の予言日が近いですし、防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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