【地震予知・前兆現象】電離圏の電子密度に大きな変動~ミャンマー地震(M7.7)の前にも~「国外共にご注意願います」&「3日以内に関東を中心に強い揺れが予想されます」~(4月12日コメント追加)[No.0923]
2025/04/12
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常

東日本大震災前(2月25日~3月11日)のTEC
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
「国内で強い揺れがあるのはほぼ確実と思われます」(4月11日)
投稿者 :エムさん
投稿日 :4月10日(木)
コメント:至急警戒級です。電離圏に大きな変動が現れました。
3日以内に関東を中心に強い揺れが予想されます。ご注意願います。
補足:関東圏(国分寺)で負の電離圏擾乱が発生しました。段階では最も大きな擾乱です。
過去では3月27日に同様の擾乱が発生し、翌日にミャンマーでM7.7の大地震が発生しました。
国外共にご注意願います。
今回、エムさんが送ってくださったグラフは電離圏の電子密度の変動を表しています。
ここ最近は掲載していませんが、TEC(電離層の全電子数)と同類のグラフです。
TECを見てみると、本日(12日)のグラフにも異常が出現しています。
不思議探偵社.を3年以上前からご覧になっている方は覚えているかも知れませんが、TECには約3年前から継続的に異常が出現しています。
そして、この3年の間に、能登半島地震(M7.6 震度7)や日向灘地震(M7.6 震度6弱)などの大地震が発生していますが、TECに出現している異常は収束することなく、今現在も続いています。
長期に渡って続いている異常となるわけですが、南海トラフ巨大地震の前兆という可能性も考えられます。
そして、エムさんによると、3月27日に電離圏の電子密度のグラフに今回と同じような異常があり、その後にミャンマー地震(M7.7)が発生しているとのことなので、大地震の発生に備えておく必要があります。
日本であっても海外であっても、小難無難で済むように願うばかりです。
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