【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「2週間ぶりくらいにラドン数値に大きい変動がありました」「M6クラス以上の地震発生に警戒」～(12月11日)[No.0896]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「2週間ぶりくらいにラドン数値に大きい変動がありました」(12月11日)

いつもご報告ありがとうございます。前回のご投稿(11月28日)では、16時間に6の変動量とかなり速い変動となっていましたが、ご投稿の2日後に沖縄地方でM5.8の強い地震が発生しました。

そして、今回は19時間に7の変動量となっているとのことで、前回とほぼ同等の変動スピードですから、今回もM6クラス以上の強い地震発生に警戒をしておいた方が良さそうです。

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