【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「10月16日ぐらいから激しい変動が継続している」「引き続きM6以上の地震に警戒」~(11月2日)[No.0889]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「引き続きM6以上の地震に警戒」(11月2日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :11月1日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の動きがありましたので報告です。
2024/10/27 03:00 測定値26
2024/10/27 19:00 測定値33
16時間に7の変動量
2024/10/31 20:00 測定値33
2024/11/01 17:00 測定値26
21時間に7の変動量
10月16日ぐらいから激しい変動が継続している模様
引き続きM6以上の地震に警戒
新月11月1日21時47分
いつもご報告ありがとうございます。非常に激しい変動が続いているようです。
グラフを見ると一目瞭然ですが、変動幅が10近くある状態がこの2週間ほど続いています。
やはり、かなりの規模の地震の発生が近いのかも知れません。
このラドン濃度の変動は東京で観測をしていただいているのですが、このところ関東エリアでの地震が非常に多くなっており、いつ発生してもおかしくはないとされる「首都直下地震」が近づいている前兆なのではないかと危惧しています。
もちろん、何事もなく変動が収束していく可能性も十分にあるのですが、念には念をいれて、首都圏にお住まいの方は首都直下地震が発生して被災しても大丈夫なように、飲料水と非常食などの備蓄は可能な限り増やしておいていただければと思います。
首都直下地震が起こって関東エリアで震災級の甚大な被害が発生すると、おそらく1ヶ月~数ヶ月以上に渡ってインフラが停止し、広範囲で道路が寸断されることにより物資も中々届かない状況が長期間続く恐れがあります。
また、首都圏はあまりにも人口が多いので、交通網が回復しても、必要物資がすべての人に行き渡るまでには相当な時間がかかるはずです。
震災級大地震による大難を可能な限り小難にするためには、やはり、防災意識を高めておくことと備え、そして有事の際にパニックにならずに冷静な行動をこころがけることが必要だと思います。
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