【地震情報】東北地方(青森県東方沖)でM7.6 震度6強の大地震が発生~北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表~東日本大震災(M9.0)の断層割れ残りがあるエリア~(12月9日)
東北地方(青森県東方沖)でM7.6 震度6強の大地震が発生(12月9日)
昨日(8日)夜に、東北地方でM7クラス後半の大地震が発生しています。

この地震の震源は青森県東方沖で規模はM7.6 最大震度6強でした。
この地震によって津波注意報が出されていましたが、本日(9日)早朝にすべて解除されています。
各地で被害が発生しており、現時点(9日9時時点)30名以上の負傷者が確認されている状況です。
地割れなども発生しており、被害の全容はこれから判明するものと思われます。
今回の大地震ですが、2024年1月1日に発生した能登半島地震(M7.6 震度7)と同じ規模となります。

能登半島地震では最大震度7でしたが、今回は震度6強となっており、揺れは能登半島地震に比べて若干弱いといっても建物が倒壊するほどの激震ですから、被害の状況が非常に気がかりです。
東北地方にも不思議探偵社.の読者さんがたくさんいらっしゃいますので、どうかご無事であることを願うと共に、これから、今後さらに大きな規模の地震が発生する可能性があるので、防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
そして、今回の震源は東日本大震災(M9.0)の断層割れ残りがあるとされるエリアの直ぐ近くである点です。

もし、これからさらに断層割れが発生したら、M8クラス以上の巨大地震が起こってもおかしくはありません。
そして、本日(9日)未明には気象庁が「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。

発表内容は、「この地域で大きな地震があった際に、確率は低いものの、新たな大規模地震が発生する可能性が比較的高まるとされていますので、地震への普段の備えを再確認してください」とのことです。
ちょうど60年ほど前には、後発地震としてM8.5の巨大地震が発生しているので、今回も同じ経緯を辿る恐れがあります。
ですので、北海道や東北エリアにお住まいの方は、即時避難が出来るように、今のうちに準備をしておいてください。
特に沿岸エリアにお住まいの方は、津波の到達がかなり早くなる(震源が陸地から近いため)と予想されますので、避難経路の確認は必ず行って、移動しやすい靴を用意しておいてください。
引き続き、全国各地の地震活動および前兆現象を注視していきます。
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