【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動&地磁気に大きな異常~「最高値に達してから4日以内に揺れるときがあるので注意」~(10月2日)[No.0958]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み

[画像:imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性

2011年3月1日の地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
ラドン数値の変動&地磁気異常(10月2日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :10月2日(木)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の最高値が更新されていますので報告です。
2024/09/27 10:00 測定値42
2025/09/29 02:00 測定値49
40時間に7の変動量
上昇速度はゆっくり。
最高値に達してから4日以内に揺れるときがあるので注意。
4日以内に揺れなれば次の満月前後。
満月10月07日12時47分
また地磁気嵐が発生しています。
9月29日15時頃 地磁気嵐発生。
9月29日15時 minorstorm(K指数:5)発生。
9月29日18時 minorstorm(K指数:5)発生。
9月30日00時 minorstorm(K指数:5)発生。
9月30日03時 minorstorm(K指数:5)発生。
9月30日12時 majorstorm(K指数:6)発生。
9月30日21時 minorstorm(K指数:5)発生。
10月1日00時 minorstorm(K指数:5)発生。
K指数からは10月11日迄強い地震発生に注意。
(追記)
ラドン数値に動きがありましたので報告です。
2024/09/27 10:00 測定値42
2025/09/29 02:00 測定値49
40時間に7の変動量
2024/10/01 09:00 測定値49
2025/10/02 14:00 測定値42
29時間に7の変動量
少し前にレオさんから指摘がありましたが、現在のラドン数値の動きは7月25日以降の状態に似ているように思われます。
M6クラスの地震に引き続き注意。
いつもご報告ありがとうございます。やはり、現在の動きは7月中旬~下旬頃の動きと似ているようです。
最高値もほぼ同じで、最高値後に急落をしているところも似ています。
7月下旬から8月上旬には最高値から20以上の急落となっていましたが、今回も似たような感じになっていくのかも知れません。
そして、地磁気の方ですがマイナーストーム=K index5が6本、そしてさらに大きな異常メジャーストーム=K index6が1本出現しています。
ですので、『※K指数5以上の法則』発動です。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
法則発動なので、10月11日までに日本国内で強~大地震が発生する可能性があります。
日本全国どこにいても防災意識をいつも以上に高めておいていただきたいと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動と地磁気の異常を注視していきます。
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