【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「能登地震(M7.6 震度7)前のグラフの形状に似てる気がします」「M7クラス以上の地震に警戒」~(5月17日)[No.0931]
目次
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み

[画像:imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「能登地震(M7.6 震度7)前のグラフの形状に似てる気がします」「M7クラス以上の地震に警戒」(5月17日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :5月17日(土)
場 所 :東京
コメント:
出先なのでグラフは無しです
2025/05/15 19:00 測定値45
2025/05/16 17:00 測定値34
22時間に11の変動量
ラドン数値急下降
強く揺れるまで3週間もかからないかも。
引き続き、M7クラスの地震に警戒。
(追記)
2025/05/15 19:00 測定値45
2025/05/16 17:00 測定値34
22時間に11の変動量
2025/05/16 10:00 測定値38
2025/05/17 07:00 測定値30
21時間に8の変動量
ラドン数値急落
2024年1月1日の能登地震前のグラフの形状に似てる気がします。
引き続き、M7クラス以上の地震に警戒。
非常に激しい変動となっています。この10日間の変動を見ると、20から45まで急上昇をした後に、45から30まで急落しています(17日時点)
joyallzeqさんがおっしゃっているように、能登半島地震(M7.6 震度7)の3週間ほど前に現れていた激しい変動に似ています。
ですから、少なくとも今月いっぱいは防災意識を最大レベルに高めて、全国どこにいても大地震の発生に備えておいてください。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]