【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「数日のうちにM6クラスの地震がありそうな感じです」「避難経路の確認やら家具の補強、物資の準備等できることはやっておいてください」～(12月12日)[No.0897]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「数日のうちにM6クラスの地震がありそうな感じです」(12月12日)

いつもご報告ありがとうございます。変動スピードは前回よりも半分くらいになっていますが、12月9日からわずか3日間で数値が12も上昇しています。

そして、joyallzeqさんがおっしゃっているように、10日と11日には有感地震(震度1以上の地震)が非常に少なかったので、これから数日以内にM6クラスの近い地震かそれ以上の強い地震が発生するかも知れません。

これまでにも何度かお伝えしていますが、有感地震が24時間以上発生しないと、それから間もなくして強～大地震が発生する傾向があります。

大体、1週間～10日以内に発生することが多いです。

今年も残すところ20日間を切りましたが、今年中に強～大地震が発生することを想定して、防災意識はしっかりと高めておいていただきたいと思います。

忘年会やクリスマスパティーなどの最中に地震が発生する可能性もありますので、防災意識は忘れないようにイベントを楽しんでいただければと思います。

引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。

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