【地震への備え】非常持ち出し袋のチェック~「今のうちに不足分を用意しておいてください」~(8月10日)[No.0023]
非常持ち出し袋のチェック
南海トラフ地震臨時情報『巨大地震注意』が発表となり、南海トラフ巨大地震の発生に最大レベルの警戒が必要となっていますが、今一度、「地震への備え」の再確認をしておいていただきたいです。
こちらのリストを見て、不足しているものがあったら今のうちに用意をしておいてください。
このリストの中に、小さく『常備薬』が描かれていますが、持病のある方で普段から薬を服用なさっている方は、必ず用意をしておいてください。
予備の薬がないという方は、かかりつけの病院にいって備えのために必要であることを説明して、最大量の処方をしてもらってください。
薬の種類によって変わるようですが、最大30日分だったり90日分の処方をだしてもらえます。
南海トラフ巨大地震や首都直下地震で甚大な被害がでると、特に都心部にお住まいの方は、巨大地震発生後の救助や救援がかなり遅れる可能性が高いので、特に命にかかわる薬を服用している方は必ず用意をしておいてください。
それから、懐中電灯については、今はスマホにLEDライトが搭載されていますし、携帯ラジオにもライトが搭載されているタイプがあるので、状況に応じて用意をしてください。
そして、非常持ち出し袋は季節によって入れるものが変わりますので、リストに描かれている「使い捨てカイロ」は不要だと思います。秋が深まってから入れれば良いです。
ですので、季節の変わり目には、非常持ち出し袋の中身を入れ替えるという習慣をつけていただければと思います。
そして、物が全て揃ったら実際に背負って(持って)みて、重すぎて移動ができないということがないかのチェックも必要です。
特に水や非常食は重いので、自宅に置いておく分と非常持ち出し袋に入れる分をうまくわけておいてください。
荷物が増えてしまいますが、水や食料についてはキャリーバッグに入れるといった工夫も良いと思います。
|
そして、現金については、千円札と小銭が良いです。1万円や5千円札だと、何かを購入したらおつりが足りないという状況になる場合もあります。
今日からお盆休みの長期休暇に入る方も多いと思いますが、時間があるこの機会に、そしてまだ巨大地震が発生していないうちに備えを万全にしておいていただければと思います。
|
[このページはここまで ですっ!]