【地震の前兆現象】東北地方(岩手県)に気がかりな地震雲が出現~熊本地震(M7.3 震度7)の前に出現した雲に似ている~(8月6日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
岩手県に気がかりな地震雲が出現(8月6日)
投稿者 :yukinoさん
日 時 :2024年8月6日
場 所 :岩手県
コメント:レオさんこんにちは。いつも更新ありがとうございます。
8月3日19時過ぎ、飛行機で北海道に向かっている時の写真です。
雲の上を飛行していますが、厚く敷き詰められたような雲のさらに上に、横一直線に伸びる雲がありました。
場所は岩手のあたり、方角は日本海方面です。
窓際の席ではなかったので、しっかり確認できなかったのですが、私が見える範囲では途切れることなく繋がっていました。
こんな感じの地震雲が以前紹介されていたのを思い出し、投稿します。
雲の部分を拡大してみます。
ピントが合っていないので雲の様相が分からないのですが、これは2016年に発生した熊本地震(M7.3 最大震度7)の前に出現していた雲に似ているのではないかと思います。
こちらが、熊本地震の前に出現していた雲です。
もしくは、「帯状形(おびじょうがた)地震雲」なのかも知れません。
2年前に掲載した帯状形の地震雲がこちらです。
雲の様相が分からないので気象の雲という可能性もありますが、このように普段は見かけない雲を見かけたら、「地震の発生に備える」「防災意識を高める」という習慣をつけることがベストな対応だと思います。
場所が岩手県上空とのことですから、東北~北海道にお住まいの方はいつも以上に防災意識を高めておいていただきたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。
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