【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「急落が見られます」「数日以内のM6クラスの地震発生に注意」～(6月17日)[No.0848]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「急落が見られます」「数日以内のM6クラスの地震発生に注意」(6月17日)

いつもご報告ありがとうございます。前回のご報告(6月10日)でも大気中のラドン濃度が急落をしていましたが、その後一旦安定したものの、さらに急落が始まった模様です。

そして、3月に発生した変動(急落)の時のグラフがこちらです。

3月の時は中旬から下旬にかけて数値が下がっていったのですが、3月15日～17日、25日～28日には今回よりも大きな急落が発生していました。

そして、4月上旬にM6クラスの大規模地震(赤丸)が相次いで発生しました。

確かに、joyallzeqさんがおっしゃっているように3月に比べれば大きな急落ではありませんが、6月3日～7日にかけても急落が発生していますから、引き続き、M6クラス以上の大規模地震の発生に警戒をしておかなければならないと思います。

そして、気になる地震が関東で発生しています。

昨日(16日)夜に、千葉県内陸でM4クラスの地震が立て続けに発生しており、同じく16日には千葉県東方沖でM3.0の地震、13日にも千葉県内陸でM2.7の地震が発生しており、千葉県周辺エリアで地震が続いています。

先に掲載しているように、精度の高い地震体感をお持ちの方々が関東が揺れる地震を感じ取っている件もありますので、もしかすると今回の変動に対応する地震は関東で発生することになるのかも知れません。

ですので、関東にお住まいの方は、いつも以上に防災意識を高めて、強い揺れに備えておいてください。

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