【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~下げ止まってゆっくり上昇中~「揺れるまで時間がかかるかも」「引き続き一週間以内M6以上の地震に注意」~(6月9日)[No.0844]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
下げ止まってゆっくり上昇中(6月9日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :6月10日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値がゆっくり上昇しているので報告です。
2024/06/04 00:00 測定値37
2024/06/04 22:00 測定値30
22時間に7の変動量
2024/06/05 16:00 測定値33
2024/06/06 13:00 測定値26
21時間に7の変動量
2024/06/07 05:00 測定値26
2024/06/08 15:00 測定値33
34時間に7の変動量
ラドン数値ゆっくり上昇。引き続き一週間以内M6以上の地震に注意。
現在のラドン数値の動きは3月の状態に似ているので、揺れるまで時間がかかるかもしれない(2週間ぐらい)
3月の状態と比較すると勢いは3月のほうが強い。
ただし有感地震が6月7日は2回以下で少ないし、6月4日にK指数が5になっているのでいつ揺れてもよいように準備をしたほうがよいだろう。
なお6月7日11時から6月7日23時まで12時間数値ラドン数値30で動きがない静穏化が発生しているので、48時間以内にM5クラスの地震が発生しやすい可能性がでています。
いつもご報告ありがとうございます。急落が続いていた数値が下げ止まって、上昇に転じたようです。
急落してから下げ止まって上昇をすると、M6クラス以上の地震が発生する傾向があり、前回も記載しましたが、4月上旬にはM6クラス以上の大規模地震が連発しました。
4月2日に岩手県でM6.1 震度5弱
4月3日に台湾付近でM7.5 震度6強
4月4日に福島県沖でM6.0 震度4
4月6日にマリアナ諸島でM6.6 震度2
これからの地震が発生する前にも数値が急落して下げ止まり、上昇に転じた少し後に地震発生となりました。
ですから、今回と似たような変動が現れていたと考えると今回も要警戒です。
joyallzeqさんの見立てでは2週間以内の発震とのことですが、上記の地震は下げ止まってから1週間ほどで発生したので、今月中旬から下旬にかけてが危険度が一番高くなる期間になりそうです。
兎にも角にも、日本全国どこにいても、いつも以上に防災意識を高めて強~大地震の発生に備えておいていただきたいと思います。
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