【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～急上昇中～「上昇の速度速すぎといった感じです」「M6クラス以上の地震に注意 」～(5月4日)[No.0831]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「上昇の速度速すぎといった感じです」「M6クラス以上の地震に注意 」(5月4日)

いつもご報告ありがとうございます。前回のご報告では、大気中のラドン濃度が最低値を更新したとのことでしたが、今回はそこから超がつくほどに急上昇をしており、変動スピードも非常に速い状況になっているようです。

「現在、４月１４日時点と同じぐらいにいる」とのことですが、確かに数値的に同じレベルにまで上昇をしていますが、3週間前よりも上昇スピードがかなり速い点が非常に気がかりです。

3週間前は急上昇後に、豊後水道でM6.4 震度6弱の大規模地震、小笠原諸島西方沖でM6.9の大規模地震が発生しており、今回もM6クラス以上、もしかするとM7クラスに達する大地震が発生する可能性も考えられるので、引き続き、防災意識を最大レベルに高めておいてください。

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