【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「最低値が更新されました」「過去データを見ると西日本で揺れているときが多い」～(4月1日)[No.0823]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神・淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「最低値が更新されました」(4月1日)
投稿者 ：joyallzeqさん
投稿日 ：3月31日(日)
場 所 ：東京
コメント：ラドン数値の最低値が更新されましたので報告です。
板橋区ラドン数値 2024/03/31 09:00 測定値１７
過去データを見ると西日本で揺れているときが多い気がします。
最近滅多に揺れないところで揺れた播磨灘と大阪湾の小地震が気になっています。
2024年03月29日14時17分大阪湾M2.6（２１か月ぶり）
2024年03月30日12時24分播磨灘M2.9（２８か月ぶり）
数値が１７まで下がったときの過去データです。
2023/10/23 07:00 測定値１７
2023/10/2408:05与那国島近海 M5.9
2022/05/19 07:00 測定値１７
2022/05/22 12:24 茨城県沖 M5.8 最大震度5弱
2022/05/23 00:17 八丈島東方沖 M6.1
2020/01/31 18:00 測定値１７
2020/02/04 21:00 測定値３０
2020/02/04 22:56 台湾付近 M6.5
2016/04/06 18:00 測定値１７
2016/04/14 21:00 測定値２９
2016/04/14 21:26 熊本県熊本地方 M6.4 最大震度７
最近滅多に揺れないところで揺れた播磨灘と大阪湾の小地震が気になっています。
2024年03月29日 14時17分 大阪湾 M2.6（２１か月ぶり）
2024年03月30日 12時24分 播磨灘 M2.9（２８か月ぶり）
いつもご報告ありがとうございます。前回のご投稿(3月28日)で大気中のラドン濃度の数値が20以下になったということでしたが、さらに17にまで下がったということで、非常に気がかりな変動が起こっています。
そして、過去データを見ると、熊本地震の前震(M6.4 震度7)の1週間ほど前にも17にまで下がっていたということなので心配です。
事例が少ないとは言え、データでは九州から沖縄地方で強～大地震が発生しているので、今回も西日本方面での地震となるのかも知れません。
先に掲載したように、地磁気にも非常に大きい異常(振れ幅150nT)が出現していますから、日本全国どこにいても最大レベルの警戒をしておいてください。
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