【地震情報】関東地方(東京)でM4.8 震度4のやや強い地震が発生~「首都直下地震の備えを万全に」~(1月28日)
関東地方(東京)でM4.8 震度4のやや強い地震が発生(1月28日)
本日(1月28日)午前に、関東地方(東京)でM4クラス後半のやや強い地震が発生しました。
この地震の震源は東京湾で規模はM4.8 最大震度4でした。
この地震による津波の心配はありません。
昨日(27日)に掲載したように、関東で桜の『狂い咲き』現象が発生しており、1923年に発生した関東大震災(推定規模M7.9)の前にも同様の現象が起こっていました。
また、東京湾を震源とする地震の発生回数は非常に少ないのですが、M4.8という規模はこの数年で最も大きい規模となっています。
今回の地震が、いつ発生してもおかしくはないとされている首都直下地震の前兆であるかどうかは分かりませんが、今のうちに備えを万全にしておいていただきたいと思います。
1月1日に発生した能登半島地震(M7.6 震度7)の被害状況を見れば分かるように、もし首都直下地震が発生すると、道路が使い物にならなくなり、物資の輸送は完全に停止状態となります。
そして、首都圏の人口は能登地方の比ではありませんから、救助や支援物資は届かないと考えておかないといけません。
おそらく、首都圏が能登地方と同じような状態になると運搬にはヘリを使い、学校の校庭に離発着をして物資を運搬することになるのではないかなと思います。
しかし、需要量に対して供給量が全く追い付かないことは容易に想像できます。
また、自衛隊やアメリカ軍などが災害支援にあたってはくれますが、あまりにも人口が多いので、倒壊した建物の下敷きになっても救助される確率は極めて低いと覚悟しておく必要があります。
また、人口に対して避難所が少なすぎるので、野宿という状態が数ヶ月以上は続くことも想定しておかなければいけないと思います。
ですので、飲料水と食料は可能な限り多く備蓄しておいていただきたいと思います。1ヶ月分でも2ヶ月分でも多ければ多いほど良いです。
非常食など備えが多くなると保存可能(消費)期限を超えてしまい、廃棄しなければならないことも増えますが、それは被災しなくて済んでいる証でもあるので幸運であると受け止めるべきです。
引き続き、全国各地の地震活動を注視していきます。
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