【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~急落後、急上昇中~「元禄地震は12月31日に発生しています」「関東等国内でのM6以上の強い地震発生に注意」~(12月30日)[No.0793]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「関東等国内でのM6以上の強い地震発生に注意」(12月30日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :12月29日(金)、30日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2023/12/28 00:00 測定値37
2023/12/28 16:00 測定値30
16時間に7の変動量
2023/12/28 13:00 測定値33
2023/12/29 05:00 測定値26
16時間に7の変動量
ラドン数値急落中。
引き続き、関東等国内でのM6以上の強い地震発生に注意。
(追記)
2023/12/29 05:00 測定値26
2023/12/30 01:00 測定値33
20時間に7の変動量
ラドン数値急落後、急上昇中。
元禄地震は12月31日に発生しています。M6以上の地震発生に注意。
いつもご報告ありがとうございます。大気中のラドン濃度の変動ですが、グラフを見ると一目瞭然ですが、この2ヶ月ほどは上下に振れて激しい変動が続いていることがわかります。
そして、前回のご報告(22日)から6日後の28日に択捉島南東沖でM6.4の大規模地震が発生したわけですが、その後も激しい変動が続いており、joyallzeqさんが注意喚起なさっているように再びM6以上の大規模地震が発生することになるのかも知れません。
そして、1703年に関東で発生した巨大地震『元禄地震(M8.2 震度7)』ですが、確かに大晦日(12月31日)に起こっています。
元禄地震では、首都圏で犠牲者数6000名以上、大津波も発生して沿岸エリアに甚大な被害が出たと記録されています。
発生日が大晦日ということで、当時の人々も年越しの準備などで忙しく、想定外の事態にパニックになったことは想像に難くありません。
そして、元禄地震から220年後には『関東大震災(推定規模M7.9)』が発生し、犠牲者数10万人以上という未曽有の被害となりました。
首都直下型地震も南海トラフ巨大地震も、これまでに繰り返し発生しています。
そして、直近30年間だけにしぼっても、阪神・淡路大震災(M7.3 震度7) 、新潟県中越地震(M6.8 震度7)東日本大震災(M9.0)、熊本地震(M7.3 震度7)、胆振東部地震(M6.7 震度7)などの震災級大地震がいくつも発生しており、日本は「超」がつくほどの地震大国であることがわかります。
ちょうどこの時期は年末・年始ということで、防災意識を忘れがちになってしまう方も多いとは思いますが、元禄地震のように大晦日にどこかで大地震が発生する可能性も否定できませんので、しっかりと防災意識は高めつつ、年末年始を楽しくお過ごしいただけたらと思います。
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