【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動「急上昇中」&地磁気にシビアストーム出現で法則発動「M6クラス以上の地震に12月12日まで注意」(12月3日)[No.0787]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
「M6クラス以上の地震に12月12日まで注意」(12月3日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :12月2日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値についての報告です。
2023/11/28 21:00 測定値37
2023/11/29 23:00 測定値30
26時間に7の変動量
2023/11/29 20:00 測定値32
2023/12/01 22:00 測定値25
50時間に7の変動量
2023/12/01 23:00 測定値26
2023/12/02 17:00 測定値33
18時間に7の変動量
ラドン数値急上昇中
地磁気も太陽フレアの発生で荒れています。
12月1日18時 severestorm(K指数:7)
12月1日21時 minorstorm(K指数:5)
12月2日00時 minorstorm(K指数:5)
12月2日03時 minorstorm(K指数:5)
M6クラス以上の地震に12月12日まで注意
過去データ
11月5日18時 severestorm(K指数:7)
2023年11月10日 19時11分 千島列島 M6.1
このときは29950nT(ナノテスラ)まで下がっていました。今回は29970nT(ナノテスラ)まで下がっています。
下弦の月12月5日14時49分
いつもご報告ありがとうございます。地震情報のページでお伝えしているように、昨日(2日)23時半頃に、フィリピンでM7.7の大地震が発生して、日本にも津波注意報が発令されました。
幸い、被害がでてしまうような津波ではなく、無難で済んだのですが、今回の地磁気に出現した最大レベルの異常(シビアストーム=K index7)に対応する地震が昨夜の大地震だったのかも知れません。
しかし、『※K指数5以上の法則』発動となり、法則発動期間は12月12日までとなっているので、これから今回の異常に対応する強~大地震が発生する可能性も十分に考えられます。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
大気中のラドン濃度も相変わらず変動スピードが早く、上下に振れているので日本国内での地震となる可能性も大いにあります。
そして、気になる地震も発生しています。
岩手県の内陸地震が相次いで発生しているのですが、表記は同じでも震源は岩手県内の各地とバラけており、もしかすると、東北地方の太平洋沖でかなりの規模の地震が発生する前兆なのかも知れません。
海溝型の大地震が発生する前に内陸地震が増加することがあり、岩手~青森の太平洋沖には東日本大震災(M9.0)の『断層割れ残り帯』があるとされています。
内陸での大地震という可能性もありますし、岩手県で内陸地震がこんなに連発することは非常に珍しいので、東北北部~北海道南部にお住まいの方は、念のため、警戒レベルを上げておいていただきたいと思います。
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