【地震予知・前兆現象】再び地磁気に大きな異常&ラドン数値の変動~「12月5日まではM6クラスの地震に注意が必要」~(11月26日)[No.0784]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
再び地磁気に大きな異常&ラドン数値の変動(11月26日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :11月25日(土)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値についての報告です。
2023/11/24 21:00 測定値42
2023/11/25 18:00 測定値36
21時間に6の変動量(推定24.5時間に7の変動量)
ラドン数値急落中。11月27日に満月を迎えるのでその付近(27日以降?)で強く搖れると思われます。注意。
11月21日21時 minorstorm(K指数:5確定値)
11月25日18時 minorstorm(K指数:5暫定値)
12月5日まではM6クラスの地震に注意が必要。
いつもご報告ありがとうございます。まず先に、大気中のラドン濃度の変動ですが、前回のご報告(17日)で「動きはかなり激しい。いつ揺れてもおかしくなさそう」と予知なさっていました。
ご投稿からの3日後の11月20日。東北地方でM5クラス後半の強い地震が発生。
この地震の震源は青森県東方沖で規模はM5.8 震源の深さは50kmでした。
そして、この地震から6日が経過したのですが、相変わらずに変動スピードがかなり速い状態のままということで、再び強い地震の発生危険度が高まっているのだと思われます。
それから地磁気の異常ですが、最新のデータがこちらです。
joyallzeqさんが送ってくださったデータからさらに大きな異常(マイナーストーム=K index5)が4本も増えています。
よって、『※K指数5以上の法則』発動となります。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
前回(11月5日)の地磁気異常では最大レベルの異常(シビアストーム=K index7)が出現し、震災級大地震の発生が懸念されていましたが、異常出現から5日後の11月10日にM6クラスの大規模地震が発生し、特に被害なく済みました。
ですので、今回も小難無難となるような地震で済めば良いのですが、ここ最近、震度5以上の激しい揺れを伴う大規模地震は発生しておらず、発生確率的には大きな揺れとなる地震がいつ起こってもおかしくはないので、防災意識はいつも以上に高めておいてください。
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