【地震予知・前兆現象】世界のTECにも異常が出現~モロッコ地震発生前と似たような異常~(9月28日)[No.0760]
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
世界のTECにも異常が出現(9月28日)
投稿者:長い髭さん
投稿日:9月27日(水)
レオさん、はじめまして。いつも興味深く拝見しております。地震の前兆かもしれないので、投稿いたします。
このサイトで知ったtecのサイトを毎日見ていますが、今日は赤を振り切って白になっていたので、検証用に投稿します。
一日で自転の影響か、位置は動いていくので必ずしも日本でとはならないですが、極端な感じなので画像を撮りました。
なお、二枚目はモロッコの地震の発生前だったはずです。
2枚目の画像ですが、9月8日3時の画像となっているので、モロッコ地震が発生する19時間ほど前のTEC(電離層の全電子数)ということになります。
表示可能上限が振り切れるほどの異常が現れていたようです。
そして、9月27日のTECを見ると、モロッコ地震発生前のTECとかなり似ています。
以前に少し紹介したことがありましたが、東日本大震災(M9.0)が起こる3日前にも、世界のTECに強烈な異常が現れていました。
これは2011年3月8日の世界のTECですが、現在のTECとは表示レベルが違うので、赤い表示部分がとんでもなく広範囲に及んでいます。
おそらく、表示レベルを現在のレベルに補正したら今回のTECと似たような感じになるのではないかと思われます。
TECの異常からは震源となる場所はほとんど予測できないのですが、今回もおそらく日本を含めた世界のどこかで大地震が発生する可能性が高いものと思われます。
先に掲載したように、地磁気にも大きな異常が出現して『※K指数5以上の法則』発動となりましたし、大気中のラドン濃度の変動においても、M7以上の大地震発生が近いと予測されます。
※K指数『5(マイナーストーム)』以上を観測した後、10日以内に日本で大地震が発生した事例が多い。地震予知でお馴染みの幌筵さんが発見した法則。
ですので、防災意識を最大レベルに高めて、強~大地震の発生に備えておいていただきたいと思います。
日本でもあっても海外であっても、小難無難で済むようにと願うばかりです。
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