【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～急上昇中～「18時間に7の変動量」「M6クラス以上の地震発生に注意」～(8月18日)[No.0735]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「M6クラス以上の地震発生に注意」(8月18日)

前回(8月12日)よりも変動スピードが速くなっています。

前回は急落をしていましたが、今回は急上昇をしているということで、変動が激しくなっています。やはり、地震の発生が近いものと推測されます。

このところ、震度5以上の強い揺れとなる地震が起こっていないですし、お盆休み明け(もしくは休暇中)ということもあって地震への警戒が薄らいでいる方も多いと思います。

今一度、地震への備え「飲料水や非常食の備蓄」「非常持出袋の用意」「避難経路の確認」「タンス等の家具固定」などを再確認して、防災意識をしっかりと高めておいていただきたいと思います。

これまでに幾度となく繰り返されてきたように、大地震はある日突如として発生します。

引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。

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