【怪談祭り2023】みなさんからの投稿～火の玉～(7月21日)[No.009]

火の玉

投稿者：ロックミシンさん
投稿日：7月20日(木)

真夏の夜の出来事。

私が5、6才頃のお盆時期の夜、当時はクーラーなどなく、掃き出し窓を開けてレースのカーテンだけ閉めて寝ていました。

夜中、寝ているとおでこにやたらまぶしさを感じて目覚め、うつ伏せの状態から顔を上げると、レースのカーテン越しに白い光のまぶしさを感じました。

手でカーテンをバァッと開けると、開けた窓の外20m先の道路辺り地面から1mの高さに、白くて輪郭がうねうねした丸いものが２つ浮いていました。

大きさはソフトボール位で、２つは横並びではなく片方がちょっとだけ高い位置で浮いていました。

それを見た瞬間、火の玉！と思って、すぐ顔を布団につっぷしてそのまま寝てしまったんですが、後日、その話を隣で寝ていた姉にしたら、姉も全く同じものを見ていました。

当時、住んでいた家の近くのカーブの先に、厚いコンクリートの塀があるガソリンスタンドがあり、昔そこでバイクの死亡事故が2回くらいあったので、その人魂だったのかな…と思ったりしています。

[この怪談は…ここまで……です…]

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