【地震予知・前兆現象】電波時計の受信状況～これまでの最高を更新の14連続成功～「今回の地震はM8クラスということになり、かなりまずいのではと思ってしまいます」～(7月1日)[No.0722]

電波時計の受信状態と地震の関係

2011年に発生した東日本大震災(M9.0)の時には、1ヶ月以上前から『電波時計が狂う現象』が起きていました。

大地震が起こる前に地殻内部で生じる電磁波が、電離層に影響して電波時計が使用している周波数帯域に干渉をし、電波の受信状態に影響を与えているものと思われます。

電波時計やテレビ、ラジオなどの電波は発信後、電離層に反射したり、吸収されるので、電離層の状態が変化をすることで、電波受信の状態も変化をするということになります。

これにより、いつもは受信できないラジオが聞けたり、テレビが見れたり、電波時計の受信が成功したりすることがあります。逆に受信状態が悪くなることもあります。

阪神淡路大震災(M7.3)や東日本大震災(M9.0)が起こる前には、FMの電波が普段は届かない遠くまで届いていました。

また、テレビやラジオにノイズが入るという現象やWiFiがつながりにくくなるといった現象も地震の前兆現象である可能性があります。

これまでの最高を更新の14連続成功(7月1日)

今までになく危険度が高そうです。これまでの受信連続成功回数は10回が最高でしたが、14回連続に達したということで、普段は電波時計の電波を受信できない環境ではないことを考えると、やはり異変が起こっているとしか考えられません。

スポラディックE層とは、電離層の一種で電子密度が高い層です。

TEC(電離層の全電子数)にも東日本大震災(M9.0)前に異常が現れていたことを考えると、大地震が起こる前に地殻内部から発せられる電磁波によってスポラディックE層が生じるのは十分にあり得ることだと思います。

この2ヶ月ほどTECについてはお伝えしていませんでしたが、相変わらず異常が続いています。

そして今回、電波の受信状況にも、かつてないレベルで異変が起こっているということで、10回連続の時には福島県沖地震(M7.4 震度6強)の大地震が発生しているので、joyallzeqさんが危惧なさっているように、今回はM8クラスの巨大地震となる可能性も十分に考えられます。

福島県沖地震の時には受信成功が終了して、その翌日に地震が起こっているので、今回も即日の地震発生となる可能性があります。

ですので、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めて、大地震の発生に備えておいていただきたいと思います。

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