【地震の前兆現象】東北(宮城県)に気がかりな地震雲が出現~釧路沖地震(M6.4)、鳥取地震(M6.6)の時と同じタイプ~(6月27日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
東北(宮城県)に気がかりな地震雲が出現(6月27日)
投稿者 :たかぞさん
日 時 :2023年6月20日18時
場 所 :宮城県 大崎市
コメント:宮城県北から北方面の空です。断層雲のようなのが出ていました。
こういうのが出た後に強めの地震が来たりするので用心のために投稿しました。
地震や災害の備えも暑さ対策も必要な季節ですね。停電とかで電気がない時は濡らすと冷たさが持続するタオル、衣類にかける冷感スプレー、うちわがあると少しはマシです。
屋外やエアコンのない環境でスポ少やっているお子さんを見守る保護者の装備は案外役に立ちます(笑)
これは、たかぞさんがおっしゃっているように「断層形(だんそうがた)地震雲」かも知れません。
このタイプは大規模な雨雲とよく似ているので、天気予報を確認する必要がありますが、当日の天気は晴れで上空は高気圧配置となっていました。
ですので、地震雲の可能性が高いと思われます。
このタイプは、2005年に発生した釧路沖地震(M6.4)の時や2016年に発生した鳥取地震(M6.6)にも現れていたので、かなり注意が必要な地震雲です。
ここ最近、お伝えしていませんでした(7月から再開予定)が、相変わらずTEC(電離層の全電子数)にも異常が続いていますし、不気味な地震も相次いでいます。
ですので、東北エリアにお住まいの方だけでなく、日本全国どこにいても防災意識をしっかりと高めて、強い地震の発生に備えておいてください。
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