【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~数値が急落~「石川県の地震(M6.5 震度6強)が前震の可能性もしくは他の地域で強い揺れが観測される可能性」~(5月7日)[No.0710]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
数値が急落(5月7日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :5月5日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2023/05/05 12:00 測定値37
2023/05/05 18:00 測定値30
6時間に7の変動量。
石川県で揺れてから数値が急落しています。
30は平均値であり、この急落をどう見るか難しいですが、14時42分の地震が前震の可能性もしくは他の地域で強い揺れが観測される可能性がありますので注意願います。揺れない可能性もあります。
いつもご報告ありがとうございます。ちょうど1週間前のご投稿で、大気中のラドン濃度の変動スピードが非常に速くなっていて、2月25日に発生した釧路沖のM6.1 震度5弱の地震の時と似ているとおっしゃっていました。
そして、5日に石川県(能登地方)でM6.5 震度6強の地震が発生。
そして、この地震後に数値が急落し、「6時間に7の変動量」になっているとのことで、変動スピードが地震発生後にも非常に速い状況が続いていますから、joyallzeqさんがおっしゃっているように5日の大地震が前震という可能はありそうです。
2016年に発生した熊本地震(M7.3 震度6強)の時には、2日後に本震が発生しましたし、気象庁からの発表でも1週間以内に同規模程度の地震が発生する恐れがあると言っていますから、石川県および北陸地方にお住まいの方はさらなる大地震の発生に警戒をしておいていただきたいと思います。
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