【不思議体験記】みなさんからの投稿～偶然、教授とお会いした時の話～「白っぽいシルバーの光を…」～(4月4日)[No.0437]
偶然、教授とお会いした時の話
投稿者：アンジェラloveさん
投稿日：4月3日(月)
レオさん、お久しぶりです。アンジェラloveです。いつも拝見しております。
世界的な音楽家の坂本龍一さんが亡くなりましたね。昔から大好きな方でした。
春分の日以降、戦場のメリークリスマスの教授とデヴィッド・ボウイの顔のアップのシーンが何度も浮かび、なんとか奇跡が起きることをずっと祈っていましたが、ニュース速報で訃報を知り体の力が抜けてしまいました。
子どもの私には、教授とデヴィッド・ボウイはきれいで眩しすぎる存在で、二人とも異星人みたいと思っていました。
大人になってから、偶然、教授とお会いして、大人数でお酒をごちそうしていただく機会がありましたが、フランクで冗談がお好きな教授は、アカデミー賞や伝説の編集者のお父様(坂本一亀さん)のことなどを不躾に伺っても、ニコニコ気さくに教えてくださる優しい方でした。
偉そうな雰囲気は微塵も感じさせずに接してくださり、本当にすごい方のオープンで屈託のないお人柄に触れて胸が震えた時間でした。
白っぽいシルバーの光を内側から放っているイメージが教授から伝わり、その光を柔らかく変換してまとい、周りに優しく届けていらっしゃる方と感じられました。
訃報を知って、戦場のメリークリスマスを作曲されたときの「気を失ったようで記憶がなく、気づいたらできていた」という壮絶なエピソードが思い出されました。
極限まで才能を高めて命を削って創造し、音楽や活動を通して人々に喜びを届けることを使命に地球に降りたった方だったのでは、と改めて感謝しました。
どうぞ安らかにお眠りください。
心より哀悼を捧げ、ご冥福をお祈りいたします。
(レオコメ)
坂本龍一さんは本当に偉大で素晴らしい音楽家でしたし、これからもそうありつづける方だと思います。
ボクが音楽をやり始めた頃、教授の音楽を一通り聴いてみたもののあまり好きにはなれませんでした。
もちろん、戦場のメリークリスマス「Merry Christmas Mr. Lawrence」など一聴して虜になってしまう楽曲もあったのですが、「どこが良いんだろう？」「どこが凄いんだろう？」と疑問が浮かぶ楽曲が多く、教授が紡ぐメロディや音作りを素直に受け入れられませんでした。
しかし、大人になってから教授の楽曲を改めて聞いたら、当時は感じ取れなかった深味や面白味を随所に感じることが出来て、今ではヘビロテアーティストの一人となりました。
教授があちらの世界へ旅立ってしまったこと、本当に残念でなりません。
教授の新譜をもう聞けないのは寂しいですが、唯一無二の楽曲をたくさん生み出し遺していってくれましたから、これからはその一曲一曲をありがたく楽しませていただこうと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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