【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「2月25日の釧路沖地震(M6.1 震度5弱)の前と少し似ています」~(3月30日)[No.0700]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「2月25日の釧路沖地震(M6.1 震度5弱)の前と少し似ています」(3月30日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :3月28日(火)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。
2023/03/25 03:00 測定値33
2023/03/25 21:00 測定値26
18時間に7の変動量。
2023年03月26日23時33分 宮城県沖 M4.4 最大震度2
2023年03月27日00時04分 宮城県沖 M5.2 最大震度4
2023/03/27 00:00 測定値26
2023/03/27 20:00 測定値33
20時間に7の変動量。
2月25日の釧路沖地震の前と少し似ていますが勢いは少し弱い気がします。
ただ関東以北は地磁気の強い異常があってかなり揺れやすくなっているようです。
もう一度24時間に7の変動が数日以内にあればちょっと身構えた方がよいかもです。
また動きがありましたら投稿します。
もしかすると、すでに今回の変動に対応した地震は発生したのかも知れません。28日に東北地方で強い地震が発生しました。
この地震の震源は青森県東方沖で規模はM6.1 震度4 震源の深さは20kmでした。
地震の規模も2月に発生した釧路沖地震(M6.1 震度5弱)と同じですし、発生場所が違う分、変動の強さに違いが生じている可能性はありそうです。
ただ、この地震ではなく、別の地震をとらえた変動だとすると、これから再びM6クラスの非常に強い地震が発生すると思われますので、引き続き警戒は必要です。
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