【地震予知・前兆現象】再びTECに強烈な異常が出現&世界のTECにも異常が続く(3月26日)[No.0697]
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
再びTECに強烈な異常が出現&世界のTECにも異常が続く(3月26日)
25日~本日(26日)かけてもTEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常(スケールの変更によって緑色以上)が出現しています。
・25日のTECです
・26日のTECです
これで、一連の異常が始まった2022年2月11日から現在までの間に異常が現れた回数は計391回となります。
そして、日本列島全域に強烈な異常(スケールの変更によって緑色以上)が出現しているので『※TECの法則』発動です。
※日本列島全体が緑色以上(黄、オレンジ、赤)で表示されると、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生するという法則。
法則発動回数は計158回目ということになります。
3月24日は久しぶりに強烈な異常ではなく、やや強い異常でした。
ですので、3月の強烈な異常出現日数は現時点で25日ということになります。
そして、再びROTI(電子密度擾乱指数)にも異常が出現しています。
投稿者:ひーしゃんさん
投稿日:3月26日(日)
いつも興味津々みさせてもらってます。今朝のROTIで太平洋側にそって長く赤い部分が点々とですけどありました。
土曜日、頭痛酷めが一日中治らずダウン状態大きめの揺れもなかったので28日火曜日辺り大きめ揺れるかもです。
そこらじゅうM4ちょいが頻繁になってるので、データ見ても震災級のがいつきてもおかしくない状態だとおもいます。
前回ほど大きな異常にはなっていませんが広範囲に異常が現れています。
ここ最近、ROTIにも頻繁に異常が現れ始めている点が気になっています。
そして、世界のTECにも異常が続いています。
投稿者:いねみさん
投稿日:3月24日(金)
レオさんこんにちは!tecマップ、また白抜きになってますね。2枚目が午前中のものなんですが、やばいくらい白いです。
午後になって少し落ち着いてきた?とも見えるけど、周りの赤も濃く、ちょっと心配です。
白抜き部分は表示可能な上限値を振り切っていることを示しているものと思われますので、世界のTECにおいても強烈な異常が続いていると判断できそうです。
ちょうど1週間前にエクアドルでM6.9の大地震が発生し、少なくとも15名の犠牲者、400名近くの負傷者が発生してしまいましたが、その後もこのようにTECに異常が続いているので、やはり、とんでもない規模の地震が控えているとしか思えません。
それが日本になるのか、世界のどこかで発生するのか、それとも世界の各地で大地震が連鎖的に発生するのか……それは予測不能ですが、日本であっても海外であっても被害が極力小さく済むようにと願うしかありません。
こと日本においては、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震の発生確率が非常に高いとされていますので、本当にいつ震災級の大地震が発生してもおかしくはありません。
引き続き、TECの異常を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]