【不思議体験記】みなさんからの投稿～秩父の札所巡りに出掛けた時のこと～「あの祈りで彼らが満足してくれたなら、良かったと思います」～(3月3日)[No.0429]

秩父の札所巡りに出掛けた時のこと

秩父31番札所 観音院の観音堂

投稿者：海さん
投稿日：2月25日(土)

もう10年以上前の話ですが、秩父の札所巡りに出掛けた時のことです。

当時ストレスを溜め込んでいて気分転換になればと出掛けました。

歩いたのは1駅分ですが、秩父鉄道の1駅はだいぶ区間距離があります。お寺からお寺へ移動するのに徒歩で30分～1時間弱かかり、日帰りで回れたのは10キロ以上歩いて3つくらい。

移動中、地元の人だけが参拝するような神社もいくつか見かけたので、立ち止まって手を合わせました。

途中で『裏に神社があります』という案内を見つけて軽く山に分け入ったのですが、大して進まないうちに道に迷ってしまいました。

獣道に入ったりはしておらず、道はそれていないはずなのに道路に戻れません。

慌てふためいて辺りを5分ほどぐるぐる彷徨っていた時、小ぶりなお社を発見しました。

立札によれば、そこは第二次世界大戦の時、特攻隊に召集された地元の青年5人が祀られたお社でした。

その時（もしかしたら、ここに呼ばれたのかもしれない）と思いました。

というのも以前、霊能者の友人に私の前世について尋ねた時「いくつかあるけれど、今生の前が、鹿児島で特攻隊のお世話をしていた仲居さんだった」と言われたのを思い出したからです。

（もしかしたら前世の私とご縁があったのかもしれませんが、申し訳ないけれど私にはその時の記憶がありません。あなた方は戦争で十分辛い思いをされたので、どうぞ心安らかにお休みください）という旨のことを祈りました。

2～3分くらいそうしていたでしょうか。一礼した後（さあ、どうしたら元の道に戻れるかな・・・）と思いながら歩き始めて1分ほどで最初の道路に戻ることができました。拍子抜けするほどでした。

あの祈りで彼らが満足してくれたなら、良かったと思います。

[このページはここまで ですっ！]

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