【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~「九州を含めた西日本及び、周辺の遠方までの広範囲が候補」&強震モニタにも強いシグナルが出現~(2月20日)[No.0676]
地磁気の異常と地震との関連性
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
強震モニタ
強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。
地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。
赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。
また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。
地磁気の変動「九州を含めた西日本及び、周辺の遠方までの広範囲が候補」&強震モニタにも強いシグナルが出現(2月20日)
投稿者:こあらさん
投稿日:2月19日(日)
前回の投稿に続いて、翌日も各地磁気が乱れてました。今回は複数震源または噴火がありそうです。
まず、北海道(女満別)>茨城県(柿岡)なので、ひとつの前兆であれば、北海道か北海道に近い東北でひとつ以上(M5以上)
バラバラであれば、関東より北海道周辺の方が規模が大きいかもしれません。(M5前後)
次に、前者より鹿児島県(鹿屋)>父島の前兆の方が大きいため、九州を含めた西日本及び、周辺の遠方までの広範囲が候補かと思います(M5後半以上)
また、以前以上に太陽活動(黒点の数も威力も含めて)がとても活発です。
太陽活動はフィラメントが北極で渦巻いていたりと今までには見られなかった現象が起きたらしいです。
(追記)
次に2/18、19日と地中最大変位で、岩手県が長時間赤〜赤黒シグナルでした。
他も静岡県、愛知県、新潟県で時々オレンジシグナルがありました。
いねみさんからも強震モニタの件についてご報告いただいています、いつもありがとうございます。
やはり、地磁気の異常が凄まじいです。2日連続で振れ幅100nTの異常が現れたということですが、2日目は東京(父島)と鹿児島(鹿屋)の異常が一番大きいようです。
1日目は北海道と鹿児島の地磁気に表れた異常が一番大きかったので、こあらさんが震源地を予測なさっているように、少なくとも2ヶ所でM6前後以上の大規模な地震が発生する可能性があると思われます。
そして、太陽フレアの件ですが、最大のXクラスが再び発生した模様です。
2月12日にもXクラスの太陽フレアが発生しており、東日本大震災(M9.0)前や2017年8月のメキシコ地震(M8.1)の前にも大規模な太陽フレアが発生して、磁気嵐が地球に到達していました。
太陽フレアは巨大地震の引き金となっている可能性があるので、最大クラスの太陽フレアが短期間で2度も発生している点が非常に気がかりです。
そして、強震モニタですが、18日~19日にかけて岩手県の北部に強いシグナル(赤色)が出現したようです。
17日には岩手県沖でM4.2の地震が発生しており、北海道の地磁気に大きな異常が出現していることも考え合わせると、東北北部~北海道の海域(浦河沖周辺)でかなりの規模の地震が発生するのかも知れません。
これから掲載しますが、TEC(電離層の全電子数)に20日連続で強烈な異常が出現していますし、地磁気や強震モニタも異常が表れている状況なので、日本全国どこにいても警戒レベルと防災意識を最大に高めておく必要があります。
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